まったり巡行

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【まったり自転車】岐阜でポタポタ 前編 ~ 金華山を歩いて登る <乗り日:2021年11月26日(金)・27日(土)>【ゆるゆる旅行】

年末が近づき、宿泊系株主優待券の使用期限が迫ってきた。

 

新型コロナ「第6波」だの「オミクロン変異株」だの、新たな脅威がささやかれる今、のんびり構えていると、再び緊急事態宣言→旅行自粛という事態になりかねない。

 

ここはさっさと優待券を使ってしまおう。

 

そう考えた私は、先週末に明石~舞鶴ロードバイクで走ったばかりなのに、今度は折りたたみ自転車を輪行袋に入れて、新幹線に飛び乗った。

 

西明石から、こだまを乗り継ぎ、やってきたのは岐阜羽島

 

なぜ岐阜かというと、たまたま優待券の使えるホテルがあったから。また、2週連続の旅行になるため、比較的近場の町で、気軽に泊りがけ町ポタしようと思った次第。

 

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初めて降りるよ岐阜羽島
駅舎を出るなり輪行解除。そして、岐阜の中心街を目指す。

 

岐阜には、大昔に一度だけチョロッと訪れたことがあるきり。当時のことはほとんど覚えていない。初訪問に近い感覚。

 

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JR岐阜駅に到着。岐阜羽島駅からは、思ったより距離があった。
黄金の信長像も初めて見る。

 

岐阜といえば、織田信長である。山のてっぺんにある信長ゆかりの岐阜城は有名だが、これまで訪れたことはない。そこで岐阜城訪問を今回の小旅行の主目的とした。

 

岐阜の街中をゆるゆると走り抜けて、やってきました、岐阜城のある金華山(きんかざん)。

 

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ニョッキリとそびえる山の上に、ちょこんと小さなお城がのっかっている感じ。

 

ふもとから頂上付近までロープウェーで行けるが、それも味気ないな。スマホで調べると、いくつか山頂までの徒歩ルートがあるらしいので、歩いてお城まで行くことにした。

 

最も無難そうな「めい想の小道」と名づけられたルートで登ることにする。

 

整備された散策ルートをゆるゆる歩いてゆけばいいね~と思っていたのだが、これが罠であった。

 

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えっ・・ほとんど崖やん

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岩やん。ここを行けというのか。

 

どこが「めい想の小道」やねん。結構本格的な山登りやないか~!

 

そうはいっても、途中まで来てしまったので、このまま行くしかない。

 

晴れていたと思えば、小雨がパラついたりと、安定しない天気。足を滑らせないように、気を付けながら歩を進める。

 

蒸し暑く、上着を脱ぐ。汗だくだ。

 

まさかこんな道だと思っていなかったので、ドリンク類も持ってきていない。

 

ほうほうのていで、山頂にたどり着く。ポカリの自販機を見つけて直行、がぶ飲み。ちょっと値段が高いのが、癪だな~w

 

それにしても、山登りなぞ、高校生の頃に、学校の行事で六甲山に登って以来だ。心の準備なく、いきなりこれはキツイわ。

 

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落ち着いたところで岐阜城見学。天守閣からの眺めに満足。

 

帰りもロープウェーは使わず、別のルートから歩いて下山(←懲りないタイプ)。

 

下りは楽だろうと思っていたが、そうでもない。小雨で岩も濡れているので、足を滑らせないように、気をつけて進む。

 

注意していたつもりが・・、ごく小さな、古びた木製階段を降る際に、足をつるっと滑らせて尻もちをつく。

 

その拍子に、右の上腕を手すりにぶつけてしまった。私は皮膚が弱いので、服の上からぶつけただけなのに、すりむけ傷となってしまう。

 

スマホケースに忍ばせておいた、湿潤式絆創膏ですぐ手当て。

 

それにしても・・先週末、丹波路の落車で負った傷といい、毎週生傷。

 

いい年こいて、わんぱく小僧か。ふもとの公園ベンチで、しばし反省の時間。

 

ほどなく気を取り直して、繁華街の柳ケ瀬へ。カレーを食べる。

 

その後、町を自転車でぶらつき、ブックオフに寄ったりしつつ、夕方にホテルに到着。

 

ゆる町ポタのつもりが、結構疲れた一日となった。

 

(つづく)