今年もやってきました、ゴールデンウィーク。
晴れたら、ロードバイクを持ち出して、ロングライドだ。
昨年は、自宅の神戸 ~ 加西市の北条町 ~ 福崎町 ~ 宍粟市 ~ 網干という、西播磨をぐるっと回る120㎞ほどのライドに出かけたっけ。今年も播磨方面に出かけるとするか。
ただ、今年の春先=花粉の季節はアレルギーがひどく、あまり自転車に乗れておらず、体力面にイマイチ不安が。そこで、昨年のコースを1~2回り小さくしたルートを走ることにした。
自宅から国道2号で西に向かい、明石の中心街を過ぎたところで、国道175号に乗って北上するところまでは昨年と同じ。
今回は、小野市に達したところで西に向かう。加西市を通り抜け、市川を渡ってJR播但線に達したところで、線路に並行して南下。ゴールの姫路駅に至るというルート(なお、姫路からは輪行で帰途に就く)。距離にして80㎞程だ。これなら、今の自分でも無理なく走り切れるだろう。
▼ 概ねこんなルートを計画
朝8時頃に自宅を出発。175号を北上するところまでは、慣れた道筋だ(先週も折りたたみ自転車カラクルで175号を北上したばかりだし)。
ただ、気温の急上昇が気になる。朝は肌寒いくらいだったので、春秋用ジャージを着てきた。しかし2時間も走らないうちに、かなり暑気が強くなってきた。神出に差し掛かったあたりで、たまらず一旦停止。携帯してきた夏用ジャージに着替える。
ボトルのドリンクも消費スピードがやたら早い。自販機でスポドリを購入してボトル充填。
日差しは、まるで夏のよう。もちろん顔や耳、うなじなどの露出部分に日焼け止めクリームは塗って来たが、念のため上塗り。そして、ようやく走行再開。
順調に175号を走り、小野に達したところで西へ転進。粟生の市街を抜け、加古川を渡り、加西市に入る。
加西方面には何度か来ているが、今回は極力なじみのない道路を走るつもりでルートを設定した。そのため、幅員が狭目であったり、中央線がなかったりの田舎道に出くわすことが多い。ただ、交通量が少ないので、それほど走りにくくはない。
ただ、田舎道は不規則、かつ縦横無尽に分岐。目印も少ないので、ルートを見失いやすい。道迷いの原因になるので、スマホ地図で確認の上、慎重に進むべき道を選ぶ。
ただ・・それにしても、暑い。
空は雲一つない。さらに田園地帯は、周りに遮蔽物がなく、常に直射日光にさらされる。さらに、アスファルトから吹き上げる風が暑い。真夏ほどではないにせよ、十分初夏と言える気候だ。まだ暑さに慣れていない体に、これはこたえる。
途中、ちょっとした道迷いを経つつも、市川を渡り、ようやくJR播但線の沿線街に出た。昨年訪れた福崎町の一つ南にある「溝口駅」に向かう。
そろそろ昼時なので、駅前で食べようかと思っていたのだが、溝口は地味な小駅といった感じで、周囲には特段なにもない。仕方ないので、播但線に沿って南下。
このころには、暑さのせいで、頭がやや重く感じた。早く飯を食べて、一息つきたい。
しばらく休憩できる喫茶店のようなお店があればいいのだが・・と思いつつ、南下を続ける。そして、ようやくカフェレストランを見つけた。ありがたや。
お店に入り、カツカレーを注文。そしてお代わり自由のドリンクバーで、なんとアイスコーヒー4杯飲んでしまった。自分でもあきれたが、それだけ暑気にやられて、体が冷却を欲していたのだろう。
程よくクーラーの効いた店内で一休み。体力復活。ふたたびロードに乗って走り始める。
そこからは快調に進み、姫路の市街に到達。そのまま進むと、姫路城が見えてきた。
ゴール間近だが、日はまだ高い。このまま帰るのも、もったいない。
そこで、姫路市内にある父方、母方、それぞれの墓参りを急遽行うことにした。それ用の持ち物は全くないが、墓地備え付けの用具を使って、多少の掃除くらいはできるだろう。
市街の北部と南部にある、それぞれの墓地を訪問。ロード用のぴちぴちタイツは墓参り向きの服装とは言い難いが、この際仕方ない。
その後は姫路の街を自転車でブラブラ。ブックオフによって買い物したり、カフェによってケーキを食べたり、完全に町ポタモード。
そして夕方の16時半頃、ようやく姫路駅に到着。
本来のルート80㎞に、道迷いや、最後の町ポタを合わせれば、90㎞くらいは走っただろうか。
これだけの距離走ったのは久しぶり。意外と足もよく回り、思いのほか楽に走り切れた。よかよか。