毎度おなじみ、用事ついでの折りたたみ自転車プチ輪行。JR明石駅まで電車で赴き、付近で用事をすませてからポタリングスタート。
ただし、今日は午後からガッツリ雨予報。遠出はできない。
そこで、明舞(明石・舞子)エリアのあまりなじみのないエリア・道路を流してみることにした。
近場でも、まだまだ知らない風景があることに関心する。気ままにペダルを踏んでいるうちに、JR舞子駅に出てきた。
時刻は昼過ぎ。風は強くなり、空模様も怪しくなってきた。今日のミニポタはJR舞子駅で手仕舞おう。
駅前で自転車を折りたたんで輪行袋に入れているときに、あることを思い出した。
そういえば、以前舞子の駅横ビルを訪問した時、カレーをアピっている喫茶店があったっけ。
その時は時間が合わず通り過ぎたが、今日は丁度昼飯前だ。実におあつらえ向き。
そこで、輪行袋を担ぎ駅横のビルに入る。荷物が少々かさばるが、かなり小さくなる自転車なので助かった。周囲に気を配りつつ、その喫茶店を目指す。
そしてその喫茶店に到着。

丁度輪行袋を後ろに置ける席を案内される。そして目当ての淡路島カレーを注文。
プラス100円でサラダ、プラス300円でドリンクが付けられるという。
もちろん、両方つける。ドリンクはアイスコーヒーで。
混んでいるので20分くらい時間かかる旨が告げられる。ただ、このお店の南側の大窓からは、舞子の海、そして淡路島へと伸びる明石海峡大橋が一望できるでの退屈はしない。窓外を眺めつつ待つことにする。
実際には20分もかからずに、淡路島カレーとオプション注文御一行様がテーブルにやってきた。

まず、明るい色のルーが目を引く。
そして、その片隅に、アーモンド形によそわれたご飯の島が浮かんでいる。おそらく淡路島をイメージしたヴィジュアルなのだろう。
その上には、淡路島名産の玉ねぎ製であろうフライドオニオンが乗っかっている。
さて、まずはルーをスプーンに掬い、ごはんとともに一口。
ルーはサラッとした口当たり。わりと甘味を感じる、やさしい味わい。こちらも玉ねぎがしっかり煮込まれているのであろう。プレーンカレーながら、しっかりとうま味がある。
それにしても思ったよりも皿が深い。ルーの海には明石海峡を思わせる水深がある。これなら、ルーが足りなくなることはありえない。たっぷりルーを使いながらカレーライスを食べることができる。
そして、付け合わせ的に乗っかっているフライドオニオンも合わせて食べてみる。
一見付け合わせに見えるが、実はこの一皿で淡路島産を主張する主役だ。
通常の小さなフレーク状のフライドオニオンと違い、香ばしさと甘さ、そして僅かな苦みが感じられる。
食べ進むと、最初甘口に思えたカレーの味わいは、だんだんとスパイシーさを増してくる。それを時折サラダで中和しつつ、食べ進める。サラダ付けておいてよかった。
最後までルーはたっぷり。満足のランチカレーであった。