<三日目:11月12日(水)>
二泊三日の自転車旅行最終日。
朝8時ごろに京丹後市峰山のホテルをチェックアウト。ロードサイド街が広がる幹線道を南下していく。
今日のライドは午前中のみの予定。このまま国道426号をたどり、順調にいけば、正午頃には福知山に到着するはずだ。
福知山の町で、旅を締めくくるカレーを食べて、カフェでちょっとゆっくりなどして、それから早めに輪行で帰るか。通勤ラッシュに巻き込まれる前に、自宅に帰り着きたいな・・そんなことを考えつつ、車輪を進める。
軽いアップダウンのある田舎道。しかし交通量はそこそこ多い。道路状況次第では、積極的に自転車歩行者道(自歩道)の徐行を選択する。
初見の道は、思わぬ落とし穴があり得る。自転車旅は安全第一。慎重に行こう・・そう心がけていたのだが。


この旅の最後に、以前記事で書いた通りの事故に遭うのだが、この時点ではそんな運命を知る由もない。周囲の景色も楽しみつつ、快調に進む。
このままラクラク福知山までたどり着けるかと思っていたのだが、行く手に山が現れた。山のてっぺん近くに、道路橋がかかっているのが見える。
「ええっ、あそこまで登るのかよ」「今回の自転車旅、最後の難関だな」と思いつつ、山へ向かう坂道を登り始めた。
坂の斜度はたいしたことはない。終始ダラ坂と言ったところで、普通にシッティングで漕いで行ける。
しかし、途中トンネルが多い。歩道は自転車で走れるほどの幅はないので、慎重に押し歩き。さらに、片側通行規制の工事区間もあり、一旦停止を強いられる。足をつかずに無心でしずしず登り続けられないのが残念だ。
山のふもとから見上げた道路橋に到達。


そして、ふたたびトンネル。長い、長~い区間を押し歩きを強いられる。20分近くテクテク押し歩きしたと思う。
ようやくトンネルを抜けると下り。このまま福知山まで一直線に下るのかと思いきや、ふたたび道は登りに、そしてトンネルが現れる。押し歩きが面倒になってきたが、しびれを切らして、車の切れ目に車道を走るのは危ない。じっと我慢の押し歩き。
そんな最後のトンネルも抜けて、ゆる下り。ようやく難所を抜けた感がある。

道路の景色が、山中のものから、だんだん町の郊外っぽく変化。福知山の町は近いぞ。
そのまま走り続けると、遠くに福知山の町がうっすら見えてきた。あと数キロ走れば市街に達するだろう。
そんな時に幹線道からの分岐路が現れた。どちらを進むべきか。スマホを取り出しルートを確認する。
どちらの道を選択しても福知山の中心街に行きつくようだ。ただ、ランチ用に目星をつけたカレー店へは、分岐路の方をたどったほうが良さそうだ。
そのちょっとした要因で、分岐路の方を選択。これが不幸への入口であった。
その後の顛末は以前の記事で書いた通り。何でもない小さなアーチ橋を越えたところで、事故に遭ってしまった。

結局その後は病院に向かい、昼飯にはありつけず。縫合した指に添え木を当てられ、包帯が巻かれた不便な状態で、輪行で自宅までたどり着いた。
この文章を書いていても「なんであそこで事故ったかな~」「終始安全第一を心がけて走っていたはずなのに、最後の最後で・・」と、無念な思いが胸中に渦巻く。
もう絶対に事故は起こしたくない、起こさない。
自転車旅などでの初見の道では、いっそう慎重に走るようにしよう。
ケガという高い授業料で、そんな教訓を得た・・と思うしかないか。終盤まで終始楽しくも、後味苦く終わった旅であった。
(兵庫縦断~京都北部紀行 了)
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【まったり自転車】 兵庫縦断~京都北部紀行 <乗り日:2025年11月10日(月)~12日(水)> (速報 事故の記録 + 本編 全3回) |
| 事故の記録: 自転車旅行、最後の最後で落車のこと |
| Part1 : 兵庫縦断~京都北部紀行(前編)~ 西神中央から和田山へ <乗り日:2025年11月10日(月)> |
| Part2 : 兵庫縦断~京都北部紀行(中編)~ 久美浜経由で京丹後 <乗り日:2025年11月11日(火)> |
| Part3 : 兵庫縦断~京都北部紀行(後編)~ 福知山で無念のDNF <乗り日:2025年11月12日(水)> ★このページ★ |
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