雨降りの水曜日、映画を観るために、電車に乗って午前中から元町の方にやってきた。
映画を観終わったのが正午過ぎ。ちょうど町中はランチタイムなので、飲食店はどこも混んでいそうだ。
そこで、散歩がてら三宮のほうにぶらぶらと歩いて行って、時間を調整。
センター街付近でちょっとした買い物を挟みつつ、時を過ごして13時頃。
さて、どこかでカレーを食べるとするか。
未だブログで紹介したことのないカレー店はどこがあったかな・・・そうだ、あそこがあったな。
そして、私が向かったのはセンタープラザの地階。ここは神戸随一のカレー密集地帯。
この激戦区にも、未だブログで取り上げていないカレー専門店がある。
地下街の奥の方へと進んでいくと、そのお店「curly 83」に行きついた。

シンプルな店名は、「カレー屋さん」のもじりであろうか。
訪問するのは、かなり久しぶり。
それもそのはず、GoogleMapの店舗情報によれば、現在は土日が定休日となっている。
平日に三宮に出てこない限り、こちらのカレーを食べることができない。
こちらのお店は、まあ、とても狭い。なにせ、ドアもない。
小さな二人掛けのテーブル席が、通路にはみ出しそうに置かれている。そのほかには、まるで「レ点」のように鋭角に折れ曲がった6掛けカウンターテーブル。席は鋭角の内側(狭い側)に並んでおり、狭隘感を盛り上げている。
そのせいであろうか、お店の中はスッキリした内装ながら、なんとなく屋台のような雰囲気がある。
店外のメニュー看板を眺めて、さて、どのカレーを注文しようかと一瞬迷ったが、「冬季限定」のカキフライカレー(1250円)が目に付いた。これにしよう。
カウンター席のすみっこに座り、注文内容を伝える。
待つことしばし、出てきたのがこちらの一皿。

丸い白皿に、丸く広がるごはんとカレー。その真ん中にカキフライがキッチリ三つ。
付け合せもない。
見た目はとってもシンプルなカレー。
しかし、このカレーがおいしいのだ。
食べると一瞬甘味を感じる欧風カレー。
ところが、この味が深い。しっかり、厚みがあるというか。
そして、食べ進めると、喉の奥の方にほんわりと辛味の後味がのこる。
卓上に辛味スパイスが置いてあるが、使う必要がない感じ。
ルーは、細かいひき肉がみられるものの、ほぼプレーン。なのに「足りない感」がない。
そのルーの味わいは、サックリ揚がったアツアツのカキフライにもよく合う。
最近はやりの、副菜がガッツリ乗ったカレーも良いが、こういうシンプルさに徹したカレーも心に残る。
満足しつつ、神戸カレーの激闘コロシアム、センタープラザの地下街を後にした。