メタボ解消目的の近場ライドというわけで、県道21号線をロードバイクで走ってみた。
この道も神戸の西エリアへと伸びている主要街道だ。
前回の自転車レポに引き続き、「西神戸への道」シリーズとして、その様子をブログ記事に書き留めておこう。
さて。
意外と21号をまともに走るのは初めてだ。
ロードに出会う前、折り畳み普通自転車で、市街地の月見山から須磨離宮、さらにはその先へと向かったことがあるが、山に差しかかるなり現れるトンネルに恐れをなし、踵を・・いや、ハンドルを返してUターンしたっけ。
思えば、その当時は「トンネルを自転車で走る」という発想そのものがなかった。
今は少し違う。
トンネルには基本的に歩道が設けられていることを知っている。
・走れそうなら、車道もしくは路側帯を走る。
・すこしでも不安なら、歩道に上がり、自転車を押し歩く。
以上の判断基準を会得した。
そして、今回のライドでも、この方式を踏襲した。
県道21号は神戸の山側を走るルートなので、トンネルが多い。今回走った短い区間(月見山~名谷町交差点)の中にも、トンネルが3つもある。
最初と最後のトンネルは、短い。そのまま走り抜けた。
▼ 最初の、須磨離宮西のトンネルを抜けたあたり。風景は完全に山地に早変わり。
ただ、真ん中のトンネルは、結構長い。車道は狭く、もちろん追い越し禁止の黄色いセンターラインが敷かれている。路側帯は無いに等しい。そして交通量は多め。
こういう場合(特に初めて通過する場合)は、歩道押し歩きだ。迷うな、俺。安全には代えられない。
狭い歩道、ところどころ地下水で歩道がドロドロになっていたり、通行しにくい箇所もあるが、車の切れ目で一時的に車道に下りて、ササッと「押し走り」してやり過ごす。
このトンネルさえ抜ければ、あとは走りやすい。ロードサイド店が立ち並ぶ「商業街道」の風景になる。ただ、店への出入りの車には注意。
そして、3つ目のトンネルを抜けてしばし走ると、南北方向に走る太い県道488号にぶつかる交差点にでてきた。
▼ ここ。名谷町交差点という。一見、どんずまりのT字三叉路に見えてしまうが・・
この地点で「ああ、21号ってここで終わりなのかな?」と思ってしまった。そして、深く考えず、右折。488号にそって道なりに北上。
そこから先は、前回の「西神戸への道」ライドで訪れた総合運動公園 ~ 学園都市 ~ 伊川谷 ~ 大蔵谷IC付近でインドカレーを食べて ~ 明石駅 とたどり、国道2号沿いに帰ってきた。
▼ 神戸市営地下鉄の学園都市駅。余談だが、学園都市は意外とバス交通の要衝。東京在住時代には、立川発→学園都市行という長距離バスに乗って帰ってきたこともあったっけ。
なお、後で地図で確認すると、21号は、目立たないながらも、名谷町交差点からクネッとした坂道になって先に続き、大蔵谷ICの脇を抜けて、果ては西明石の方まで伸びていることを知った。
実は、大蔵谷ICから明石へは、それと知らずに21号と再会して、走っていた形になるね。
調査ライドとしては中途半端になってしまったなあ。
また気が向いたら、21号を最後まで走ってみよう。
(おまけ)
帰途、舞子の海岸で一休み。
日差しは意外と強く、にぎわった夏の名残をかすかに残している。
バックポケットに忍ばせつつも結局食べなかったようかんを、海を見ながらここで食べるのが恒例となってきた・・。
今更食べるな。どうする、メタボ。