せっかくの10連休。当初はどこかに泊りがけの輪行旅行に行こうかとも思っていた。
しかし、中盤の天気がイマイチっぽい。
雨が降りそうな時は無理をしない。大切なクロモリバイクを雨にさらしてはいけない。
とはいえ、最初の2日間は、とりあえず晴れだ。
10連休の初日は諸々雑用に費やしてしまった。
そこで2日目。休みはあと9日あるが、ライドにはこの日しかない・・かもしれない。
とりあえず、近場でも走るか。そのかわり、朝から夕方まで、思いっきり。
今回は、西神戸のさらに向こう側。東播州方面に行ってみようかな。
出発したのは朝の9時前(早起きは苦手。これでも私にしては上出来)。まずはおなじみの須磨海岸沿いを明石方面に向かって、国道2号(ニコク)を走る。
「ロードバイクバブルは終焉」という声など、どこ吹く風。須磨海岸沿いのニコクは朝からロードを多数見かける。主要幹線の車道で、これだけ走っているのは珍しいかも。
さらには、GW連休のせいか、パッキングしたり、大きなバックパックを背負った勇ましい旅自転車も結構見かけた。
さて、明石を過ぎたあたりで「ロードの聖地(?) ニコク」に別れを告げる。国道175号との交差点から、私は北を目指すのだ。
神戸の西端で育った私にとって、175号は幼少の頃から馴染みの道だ。ただし、それはせいぜい明石~三木間程度、そして車か路線バスに乗っての話だ。
さらに先まで、しかも自転車で向かうとなると、全く違った風景が見えてくるに違いない。
さて。
175号も地域の主要幹線道路だ。ニコクから離れても、最初の内は交通量も多い。
▼ しばらくは量販店などが立ち並ぶ、フツーのロードサイド店舗街が続く
しかし、内陸に進み、山間の風景になるにつれて、ジワジワと車の量が減ってくる。
▼ このちょっとした山道の丘を越えれば、三木市だ。
三木市に入ったころには、かなり走りやすい状態になっていた。
しかも、三木市、道路の造りから見ても、意外と自転車フレンドリーだ。
道路は広く、路面はきれいで、路側帯はしっかり。
▼ 路側帯を確保し、歩道はほどほどの幅で作られていたりする区間も見かけた。いいね~。
▼ 緑に囲まれた幅広道路の下り坂をシュバーーーーッと下る。きもちいい!
ほどなく、三木市郊外のロードサイド店舗街に到着。この辺までは、多少なりとも土地勘のあるエリアといえる。
しかしこの地点から先に伸びるユル坂のほうには行ったことがない。あの坂の向こうには何があるのか。
未知のエリアに進むには、まずエネルギー補給だな。
歩道に上がり小休止。ようかんモグモグ。
▼ ようかんを食べつつ撮影。ニトリの先にはなにがあるのか。
(つづく)