4連休直前に、天気予報は「雨」から「晴れ」に一転。
GOTOトラベルの後押しもあるし、今こそ自転車旅に出かけねばなるまい。
思えば、今年最初の本格的な自転車旅行だ。
では、どこに出かけるか。
そうだ、前回、岡山から神戸の自宅までのロングライドを目論んだが、果たせなかったことがある。
その際は、スタート後に気がかわり、海岸方面へと逸脱。その結果、道迷い多発。結局、相生までしか走れなかった。
あれはあれで、アドベンチャーな(?)なライドになり、面白かった。しかし当初の目的未達なのが心残り。
今こそリベンジの時。「脱線厳禁、国道2号(ニコク)で、岡山から一途に自宅を目指す自転車旅」を今回のライドのテーマとした。
岡山には1時頃到着。輪行を解除し、明日への足慣らしを兼ねて、夕刻まで市街をブラポタ。
輪行袋に詰めなおした自転車を担いで、GOTOトラベル適用のホテルに早めのチェックイン。そして、9時半には就寝。
翌朝3時半起き、出発前の準備をあれこれ済ませて、5時半ごろにライド開始。
ここから、頼れるのは自分と、我がロードバイクのみ。このミニマム感が、好きだ。
岡山都心部から東へ伸びる国道250号に乗る。あたりはまだ暗い。そのため、しばらくサングラスではなく、普段使いの眼鏡で走る。
景色が次第に郊外のものになり、空はじわじわと明るくなってくる。
交通量は多くないが、通行人がいない時間帯なので、飛ばしている車が多く、信号無視をする車も見かけた。気をつけて走らねば。
郊外を抜けて、田園地帯に入るころに、国道250号は、国道2号と合流。
そろそろ明るくなってきた。ここで眼鏡をアイウェア(サングラス)に替える。
この道をひたすらたどっていけば、いつも走っている「須磨海岸のニコク」に至るはずだ。
それにしてもニコクは、さすが西日本の大動脈、早い時間帯ながら交通量は多く、大型車が目立つ。
そのため、全般的にに路側帯はおおむね整備されており、意外と走りやすい。さすがメジャー国道。
とはいえ、あくまで「おおむね」であり、一部そうでない区間も存在する。例えば、橋やトンネルでは、車道の幅員が狭くなり、路側帯も形ばかりになるケースがある。
しかし、そんな区間では、たいてい自歩道が設置されている。反対側の車線のみの自歩道というケースもあるが、危ないと感じたらそちらに渡り、自歩道徐行で安全にパスする。
稀にだが、道幅の狭く逃げ場のない場所で、超大型トレーラーが後ろから迫ってくることがある。そんなときは一旦停止。めいっぱい端っこ寄ってやりすごす。
快調に車輪を転がしてきたが、備前市に入ったあたりで、足が重く感じた。考えてみれば、休憩なしで4時間走っているもんな。立ち止まって、シリアルバーをモグモグ。
ゲンキンなもので、食べるとすぐに足が回りだす。気持ちの問題が大きいのかな。
(つづく)
【まったり自転車】 岡山 → 神戸 GOTO帰宅ライド <乗り日:2020年9月20日(日)> (即日メモ + 本編 全3回) |
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Part2 : いじわる備前市 |
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