新型コロナウイルスの影響で、外出自粛のムードが広がっている。
政府が「非常事態宣言」を出すの出さないのが、連日のトップニュースだ。
こうなると、気軽にサイクリングに出かけづらい雰囲気が漂ってくる。
その点から察するに、もしかしたら今、空前のインドアサイクリングブームが巻き起こっているのかもしれない。
ちなみに、私の住む神戸では、そこまで自粛ムードは強くないと思う。
でも、これからどうなるか、わからない。
ローラー台、買っておいてよかった。
さて、私の所有するローラー台は、このブログでも取り上げたように、直接チェーンを取り付けるダイレクトドライブ方式。
自転車用のスマホアプリと連動して、負荷を自動で調整する機能付き(つまり、坂になると、その斜度に合わせて負荷がかかり、ペダルが重くなる)。いわゆる「スマートローラー」だ。
スマートローラーとアプリを使えば、実在の坂を、バーチャルで走ることができる。
とはいえ、バーチャルとリアル(実走)では、相当に勝手が違う。
その違いを実感で比較するため、昨日・今日で、同じコース(近所の坂)をバーチャルと、リアルで走ってみた。
そして、思った。
リアルのほうが、しんどい。確実に1.3倍以上はしんどい。
この差は、何だろう。素人なりに考えてみた。
まず、バーチャルだと、ハンドル操作がない(車輪が固定だし)。
走行ラインを気にすることもなければ、クルマに気を使うこともない。風圧もない。
スピードが落ちた時に、車体のふらつきを制御する必要もない。
しかしなにより、重力のかかり方が違うような気がする。
実際に坂を登っている時の、重力に逆らっている感がない。
スマートローラーは、斜度に応じて負荷をかけるといっても、いわばペダルが重くなるだけ。地道に踏んでいけば、とりあえずは進む(スマホの地図上のルートを)。
単に、足のパワーを鍛えているだけのような気がする。
全身運動ではない。
やっぱり、バーチャルとリアルは、違うね。
バーチャルで登れたからと甘くみて、リアルの坂を登りに行くと、確実に敗退しそうだ。気を付けようw
(おまけ情報)
梅田のヨドバシカメラには、スマートローラー「WAHOO KICKR」のデモ機が常設されていて、気軽に試せる(自転車、ZWIFTの画面も併設)。
実際に乗って激しく漕いでみたが、静音性、抑振性はかなり優秀と感じた(いいね~)。