このところ、嫌になるほど雨続き。
新型コロナとは別の意味で、ステイホームだ。
「いい加減にしてほしい!」と言いたくなるが、雨雲に怒鳴っても仕方ない。
そこでローラー台の出番。このところ運動不足だし、スマートローラー DIRETO を使って、ちょっとハード目のコースをバーチャル走行してみよう。
さて、どこを走るか。
そこで頭に浮かんだのが、六甲山。春前に、再度山側から西宮方面へと向かって六甲山を越えた際、最後、延々と続く下り坂が強く印象に残った。
逆側からの登り、つまり西宮/宝塚側からの六甲山ヒルクライムは、阪急今津線の逆瀬川駅を起点としたルートが、俗に「逆瀬川コース」と言われて有名らしい。
そこで、スマートローラーと専用アプリを使って、「逆瀬川コース」をバーチャルで登ってみることにした。
ただ、これまでの経験から、リアル走行とスマートローラーのバーチャル走行は別物だということはわかっている。バーチャルのほうが格段に楽だ。
そこで、ハンデというわけではないが、「補給無し」を条件とした。
自転車をDIRETOにセットし、前面に持ってきた扇風機をスイッチオン。さて、出発だ。
最初は快調、しかし、途中からグンと負荷が上がる。
ただ、スマートローラーの場合、単にペダルが重くなるだけなので、地道に回していれば、とりあえずは進む。
スマホ上の地図を、牛歩のあゆみで自転車は走る(リアルの坂でこんなノロノロ走行だと、自転車倒れてしまうかも)。
それなりにしんどい。汗が落ちる。喉が渇く。
そしてヒマだ。
つい、スマホを手に取り、ビジネスオンデマンド(テレビ東京のビジネス系番組配信サービス)のアプリを開く。
30分番組を1.5倍速で見る。
合間にスマートローラーのアプリをチラ見するが、全然進んでいない。喉かわいた。
再び30分番組を1.5倍速で・・の繰り返し。
何本目かの番組を見終えた時に、ふとペダルが軽くなった。
アプリの地図を見るとゴールと定めた一軒茶屋が近い。おそらくそのあたりは斜度がゆるいのかな。
ここぞとばかり、最後だけちゃんと走り、ゴール!
喉かわいた~!!
ま、実際に走るとこの何倍もしんどいだろう。
足を何度ついてもいいから、いずれリアルで逆瀬川コースにトライしてみたい。