Googleニュースを見ていると、「興味や関心に基づくおすすめ」として自転車関連の記事がポツポツ表示される。
サイクリングコースの情報や、新発売アイテムの紹介などなど。
おそらく、GoogleのAIが、私の検索履歴を参照して、自転車関連の記事をラインナップしているのだろう。
それはいいのだが、時々、自転車の交通事故関連の記事も表示されて、そのたびにドキッとする。
AIがロケーション判断をしているのだろう、身近なエリアでおきた事故の記事もしばしば取り上げられる。
ニュースになるくらいだから、やはり大きな事故が多い。
私もロードバイクに乗って車道を走っている以上、他人事とは思えない。
そういったニュースを見るたびに、安全第一を強く願う。
そして、極力リスクを避けて走ることを、改めて思う。
例えば、今日も先週に引き続き、ポートアイランド(ポーアイ)に走りに行ってきた。
神戸都心部の沖合に浮かぶ人工島ポーアイに行きつくためには、交通量の多い神戸駅周辺~三宮を通過せねばならない。
ポーアイへのアプローチは、国道2号(ニコク)が便利だが、都心部付近のニコクは特に車が多い。
さらに、神戸駅を過ぎたあたりから、ニコクは突然路側帯が狭くなる。
かててくわえて、港湾都市であり、観光地でもある町の性質上、トラックやコンテナトレーラー、観光バスなどの大型車も多い。
そのため、都心部のニコクを走るのは、最近少々ためらい気味になってきた。
まあ、走れないほどではない。
実際走っていた時期もある。
ただ、路側帯のほとんどが路肩のコンクリートで占められる場合、走行の安定性=安全性の面では、ややリスクが高まる。
そのため、最近このあたりのニコクを進む際には、自歩道のゆるゆる徐行を決め込んでいる。
歩行者をびっくりさせたり、脅威を感じさせないように、極力ゆっくりと。
そもそも、自分が自転車で走るのは運動不足解消・メタボ軽減のため。
健康の為に自転車で走っているのに、ケガや事故のリスクを負ってどうする。
思えば、ロードに乗り始めたころは、自転車関連の書籍・メディア類を通して「自転車は車道が原則」「特にロードは車道を走るべき」という情報をそのまま鵜呑みにしていた気がする。
もちろん、基本は車道で良いわけだが、「状況によりけり」という余地は残しておくべきであろう。
道路状況が悪い場合は、自分でリスク判断し、臨機応変に対応。
無理して走ることはない。
いや、むしろ無理して走っちゃだめだ。
Googleニュースの自転車記事を見ながら、そんなことを最近考えたりしている。