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【まったり自転車】 岡山 → 神戸 GOTO帰宅ライド Part3(全3回)~ 側道は続くよ、どこまでも? <乗り日:2020年9月20日(日)>

相生市から国道2号(ニコク)は、近代的な大規模幹線道に姿をかえていく。

 

分岐路、あるいは合流も多くなるので、慎重に車輪を進める。

 

「まるで自動車専用道路のようだな」と思いつつ走っていたら、本当に途中から自動車専用になってしまった。

 

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自転車・原付・歩行者はだめよん。


そのかわり、高架の自動車専用道の下を這うように「側道」が続く。

 

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側道もニコクの一部なのだろう、多分。

 

自転車はこちらを走れ、ということのようだ。しかたがないので、側道を進む。

 

信号ストップはあるし、場所によっては路面も荒れ気味だが、交通量が激減するので走りやすい。この「側道システム」悪くないかも。

 

とはいえ、この側道、姫路までずっと続いているものだろうか?・・一抹の不安が胸をよぎる。

 

不安を抱えつつも、そのまま側道を辿る。すると、橋やトンネルが現れるたびに、自歩道に連絡し、とりあえずは進んでいける。

 

おお、これは意外と姫路まで連なっているんじゃないか。このまま側道伝いで大丈夫・・と安心し始めた私の前に現れたのが、この階段。

 

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オティワカン遺跡「太陽のピラミッド」のような階段が行く手を阻む。


ちょっと待ってよ! 何だこの急角度階段は!?

 

自転車用のスロープすらついていない。

 

一瞬、自転車を担いで階段を登ることも考えたが、この扱いだと、先が思いやられる。

 

仮に、階段の上に自歩道が続いていたとしても、いずれ途切れることが十分考えられる。

 

ここは安全策をとって、迂回ルートを探ることにした。

 

Googleマップを頼りに南進し、姫路市入り。さらに進むと、JR網干駅近辺に出る。そのあたりは、姫路の広い市街の端にあたるので、中心部への道はいくつもある。

 

歴史のある町にありがちだが、細い道が入り組んでいるので慎重にすすむ。

 

風景が街らしくなってくると、道路も太くなり、さらに自転車専用路も現れた。

 

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中心街が近づくにつれ、どんどん自転車で走りやすくなってくる。

 

そしてとうとう、11時過ぎに姫路の中心街に到着。

 

姫路に来れば、世界遺産の姫路城を一目拝んでおかねばなるまい。

 

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姫路公園に寄って、姫路城を眺める。青空に映える「白鷺城」。

 

姫路城の近くで、いったん離脱したニコクと再会。

 

姫路から神戸へのニコクは以前も走ったこともある。ゴール(自宅)までの所要時間も読める。ここまで来れば勝ったも同然だ。

 


安心すると腹が減る。

 

もう昼時も近い。ふと、カレーが食べたくなった。

 

カレー店を探して、中心街付近をさすらう。意外と、無いな。

 

結局、もう少し車輪を進めて、市川を渡った先の街はずれに、インネパ系カレー店をみつけた。そこで昼飯。

 

スパイシーなエネルギーを補給した私は、その後もへばることもなく、高砂加古川を乗り越え、明石に到達。

 

明石からは、いつも走っている、なじみのニコクだ。クールダウンしつつ、16時にゴール(自宅到着)!

 

気候に恵まれたせいか、意外なほど疲れは感じない。なんだか、普段の近場ライドから帰ってきたような感覚だ。おそらく補給や休憩のタイミングも良かったのだろう。

 

この調子なら、もうちょい長い距離も走れるな。

 

次はどこを走ろうかな・・帰ってきたばかりなのに、そんなことを考え始めた。

 

(岡山 → 神戸 GOTO帰宅ライド 了)

 

【まったり自転車】 岡山 → 神戸 GOTO帰宅ライド  <乗り日:2020年9月20日(日)> (即日メモ + 本編 全3回)

即日メモ : GO TO 岡山 → BACK TO 神戸
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