【大】R250(アールニーゴーマル) のサドルバッグ
これは購入して日が浅い。
11月の岡山~倉敷~福山間を走った一泊二日の自転車旅で使用したばかりだ。
▼ 祖の自転車旅の記事はこちら
その時に感じた使用感や、気づいた点について書いてみるとしよう。
もともと、この手の大型のサドルバッグには早くから興味があった。
自転車旅でジワジワ肩にくるバックパックの重みから解放してくれそう・・そんな期待があった。
しかし、不安もあり、なかなか購入に踏み切れなかった。
荷物を詰め込み、重量ずっしりの大きなサドルバッグが、車体上方にあると、安定性が損なわれないか?
横風の影響は心配ないのか?
そういった点が気にかかっていた。
そして、そもそも自分のロードバイクに取り付けられるのか?という根本的な疑問があった。
というのも、我がロードはクロモリホリゾンタルだ。
スローピングフレームと違い、シートチューブからはシートポストがちょこっとしか出ていない。
また、サドルを高々と上げるのも好みでないので、サドルと後輪の間隔が割と狭目だ。
そのため、以下の条件を満たすものでないと、取り付けできない可能性が大きい。
【条件1】シートポスト固定のベルクロが、少ししか出ていないシートポストに巻ける太さであること。
【条件2】バッグの高さが後輪と干渉しない範囲に余裕をもっておさまっていること。
いろいろ調べたが、「大丈夫」と確信できるものが、なかなかない。
そして、最後にたどり着いたのがこのサドルバッグ
これなら間違いなく取り付け可能!そう判断して購入に踏み切った。
実際に取り付けてみた。問題ナッシング!よかった~~♪
一泊分の替えの下着類各種、レインウェア上下(=予備衣類でもある)、タオル、常備薬やアメニティ類、文庫本、その他小物も入れて余裕でおさまる大容量。一泊二泊程度の自転車旅ならこれで十分だろう。
しかも、輪行袋はサドルバッグの上部の付属のゴムバンドで括り止めることができる。これだとバッグの容量を食わないので、ありがたい。
ちょっと無理すれば、バックパックのように背負うこともできる(ちょい窮屈感はあるけど)。輪行袋持ち運びする際、両手が空いているとありがたい。
取り付けについては問題なかった。容量も満足のいくものだった。そして、一応背負えるという「オマケ機能」付き。よかよか。
それ以外の疑問点、走行性についてはどうか。
実際に使用した感想から言えば、確かに安定性はやや損なわれる。横風の影響もなくはない。
特に、上記の一泊二日の自転車旅において、取り付け方に慣れない初日は、固定が甘かったのであろう、自転車がフラ~フラ~と横揺れする感覚があり、走りづらかった。
しかし二日目、固定ベルトをガッツリ絞り上げ、シートポストにベルクロで緩みなく固定すると、フラフラ感はほぼ消えた。
取り付け方さえしっかりしていれば、思いのほか快適に走ることが判明。
もちろん、空身に比べると安定性は幾分か落ちるし、スピードも出ない。しかし、ゆるゆると景色を楽しみつつ走る分には、大きな問題はない。
見た目的にも、こんなデカいサドルバッグをつければ、ロードレーサー色は絶無。もはやランドナーとお仲間の旅自転車にまぎれもない。
取り付けると、雰囲気どころか、自転車の種類が変わる。
大型サドルバッグの不思議。
(付記)
なお、この記事では「大きい」「大型」と書いているが、当該サドルバッグはR250の「R250 サドルバッグ スモール ブラック」という商品。
このデカさでスモールかよ!
同シリーズには、ひと回り大きな「ラージ」サイズがある。さらには防水強化版(完全防水)も。
ま、私は「スモール」で十分かなあ。完全防水ではないが、一応標準的な防水機能はあるしね。
▼ 参考までに、R250公式サイトへのリンクを貼っておこう。