この1月で、ロードバイクを購入してから、はや3年となる。
買った当初は「すぐ飽きるんじゃないか?」という心配もあったが、週末ぼちぼちマイペースとはいえ、一応は続いている。
この「マイペース」、つまりは「がんばらない」というスタンスが、まがりなりにも継続できている要因のような気がする。
ま、今の年齢からがんばっても、仕方がないしね。
そして、ロードバイクは、趣味としてお金がほとんどかからないという点も大きい。
もちろん
・「ホビーレーサーとして機材をグレードアップしたい」という競技指向の人
・「パーツをあれこれ自分好みに取り換えるのが楽しい」というメカいじり指向の人
そういったこだわり派なら、全く話は別だろう。
しかし、私のようなユル乗り派の場合は、本当にお金がかからない。
正確に言えば、最初に自転車を買うのに幾分かお金がかかった。
とはいえ、ロードバイクはエントリーグレードの完成車。それで全く問題ない。
(※ハンドルとの距離調整のため、ステムのみ交換。それ以外は、当初のまんま乗っている。)
コンポの種類がどうとか、ホイールの重さがどうとか、私のようなユル乗り者には一切関係ない。
その他には、ヘルメットやライト、最低限のウェアなどの必需品一式も最初にそろえたが、これらは大した金額ではない。
そして、いったん始めた後のランニングコストは、消耗品の購入程度だ。
消耗品といっても、比較的頻度が高めなのは、タイヤチューブくらいのもの。パンクすれば取り換えるが、運が良ければ、1年ほど交換無しということもある。
タイヤやワイヤー、それにバーテープのような小物も劣化はあるが、週末にちょろちょろ乗っている程度だと、交換の機会はなかなかやってこない。
チェーンやギア類などは、ヘタすりゃ一生ものだ。
そういうわけで、ロードバイクはランニングコストが非常に安い趣味といえる。
そしてロードバイクの良いところは、「ロードに乗っている」というだけで、なんとなく本格的にスポーツに慣れ親しんでいる気分になれること。
「気分」
これは大人の趣味として、非常にポイント高い。
ユル乗りロードは、費用対効果、もとい「費用対気分」が非常に高い。
これからも気分よく乗っていこう。