雨、雨、雨・・
しかも豪雨まじり。
なんという残念なお盆だ。
梅雨時期よりひどい。
ほとんど家に閉じこもって過ごしているので、夏休みなのに、ライドネタがない。
そういうわけで、前回記事で取り上げた「腕に取り付けるバックミラー」に関する つけたし記事でお茶を濁そう 補足的な記事をこの機会に書き留めておこう。
▼ その前回記事はこちら
前回記事では、なぜこのバックミラーをチョイスするに至ったかの経緯を書いたが、今回は「使用後のレビュー」をテーマとしよう。
というのも、このバックミラー、少々クセがあるのだ。
手首からニョッキリ立ち上がる丸いミラー、その直径約4.5cm。
小さな鏡面だが、凸レンズのように、真ん中が膨らんだ曲面となっている。
このことにより、小さなミラーであっても、広角に背後の風景を映しとることができるわけだ。
これは便利な半面、ちょっとした問題もある。
ミラーの表面がカーブしているので、そこに映し出される風景には歪みが生じる。
たとえて言うなら、軽く魚眼レンズを通したような印象だ。
そのため、視覚上の距離感に差異が生じる。
ミラー上ではずいぶん遠くに見えていた後方の車が、振り返るとすぐそこに迫っている・・ということが起こる。
当初はこのギャップに戸惑った。
そして、使い始めてから3年あまり。そのうち慣れるだろうと思っていたが、いまもって完全には慣れない(もちろん、当初よりは慣れたが、100%慣れきることは、永遠にないと思う)。
そのため、手首のバックミラーは、あくまで補助と割り切って使っている。
実際に後方からの車の接近を察知するのは、自分の目がメイン。ちょくちょく振り返って、背後を確認するようにしている。
とある自転車関連本で「振り返る動作は、背後の車に対して『あなたを認識していますよ』というメッセージになる」という記載を見たが、確かにそれは感じる。
実際のところ、頻度としては振り返りのほうがずっと多く、さほどミラーは見ているわけではない。
そのため、稀にミラーを忘れて走りに出かけてしまうこともあるが、思ったほど困らない。
では、なくても良いのかというと、う~ん、やっぱりあるほうがいいかな。
安全にかかわる部分なので、少しの差であったとしても、アドバンテージになるのであれば、確保しておきたい。
一に安全、二に安全、三・四も安全、五に安全。
(おまけ)
本日、夏休みの最終日。相変わらず天気は冴えず、曇りで時折小雨がパラパラ。
あまりにも自転車に乗れていないので、用事ついでに、せめて近所を折りたたみでプラブラすることにした。
須磨海岸に出て、ふと沖を見やると、おやっ、珍しいな。帆船がいるよ。
あまり見ないものを見ると、ちょっと得した気分。