まったり巡行

自転車もカレーも投資も、まったり、ゆったり。

【まったり自転車】シェア自転車で神崎川下流の中州巡り ~ 佃・中島 「8の字」ライド <乗り日:2024年1月27日(土)>

手持ちの、宿泊系株主優待券の有効期限が1月末まで。その消化のため、金曜日の出社帰りに、大阪のホテルに一泊。

 

明日土曜日はシェア自転車ライドを楽しもう・・そう考えて眠りについた。しかし翌朝、部屋備え付け目覚まし時計がなぜか鳴らず、寝過ごし。 (;´д`)トホホ

 

念のためモーニングコールもセットすべきだったな・・そんな後悔をしつつ、想定よりもずいぶん遅くにホテルをチェックアウト。

 

反省しながら心斎橋方面へと歩を進め、シェア自転車「ハローサイクリング」のステーションで自転車ゲット。

 

気を取り直して、車道に描かれた、自転車レーンの青いマーキングに沿って西へと走り始める。

 

目指すは、神崎川下流方面。

 

今月初頭「2024年の初ライド」として、ロードバイクで、神崎川に浮かぶ園田の中州をぐるりと一周する「ソノイチ」に出かけた。

 

▼ その時の「ソノイチ」ライド記事はこちら

matapato.hateblo.jp

 

 

その後、地図を見ていると、園田の中州の下流にも、小ぶりな中州がふたつ並んでいることにフト気がついた。

 

▼ こんな感じに、小ぶりな中州が二つ浮かんでいる。

 

気付いてしまったからには仕方がない。ソノイチの次は、そちらの中州も走ってみよう。それら中州は、ほぼ接する形で南北に並んでいるので、それらの外周にそって「8の字」を描くように周回してみよう・・そう思い立った次第。

 

 

 

さて、神崎川を目指し、まずは大阪の町を横切っていくが、中心街は自転車のマナー悪すぎ。歩道爆走や信号無視はあたりまえ、車道を逆走する電動自転車(自転車とは名ばかりで、ペダルを踏まずとも高速で走る)すら見かけた。そんなカオスな状況ににつられないよう、安全運転を心がけて、慎重に走る。

 

野田の町を通りすぎ、淀川をわたり、しばらく進むと、目的の中州に到達。

 

北側の中州へと伸びる橋をわたった先には「佃防防災船着場」なる河岸広場があった。その一画だけ、河岸へと降りれるようになっている。

 

河岸公園に見えるが、案内板によれば、災害時に中州へと物資を運ぶための船着き場だそうな。

 

一見公園のようだが、実際には現役の船着場。赤い舫い杭は飾りではない。

船着場で景色を眺めて小休止。そしていよいよ中州ライドに取り掛かる。

 

ちなみに、地名表示等を見て気づいたのだが、北側の中州エリアは「佃(つくだ)」、南側の中州エリアは「中島」という地名が付いている。

 

「8の字」の書き順に従って、まずは北側の佃の中州を、反時計回りに進む。

 

できればきれいな8の字になるよう、中州の外周に沿って走りたいところ。しかし、この地の中州は、園田のように川沿いの遊歩道・土手道は設けられていない。仕方なく、なるべく中州の外周に近い道路を選んで走る。

 

佃の中州内の景色は、まったくの住宅地。おそらく古くからの町なのだろう、下町の風情も感じる。その一方で、大規模な団地も見受けられた。

 

さて、川沿いを走れども、河岸堤防に遮られ、川は全く見えない。地盤0メートル地帯なのだろうか。

 

川岸ロードを進めども、無愛想な堤防しか見えない。

 

中州の北端を過ぎて、佃の西岸を南下していると、堤防越しにかかっている歩道橋ががあった。橋へと至るスロープ付き階段を登ると、そこからは唯一、川の景色を見ることができた。

 

ゴミが散乱し、荒れた自歩道。そこに現れた、この橋の階段を登ると・・

 

佃西岸の、唯一のリバービュー!・・といっても、赴きなく、殺風景な眺めだ。

 

中州の規模は園田よりもずいぶん小さい。ほどなく佃の中州を走り終え、次は南側にある、中島の中州へと向かう。

 

佃と中島をまたぐ高架橋を渡ると、ここからも川が見えた。中島の中州が神崎川の流れを二つに分けてるのが見える。

 

橋の北側の自歩道から撮影。向かって右側が本流の神崎川、左へと向かうのが支流扱いの左門殿川。

 

中州の景色のだいご味は、川の分流点・合流地点だが、今回走る二つの中州でそれらが見れたのは、この分岐だけであった。

 

さて、中島の中州の東岸を進むも、佃同様、河岸堤防が続き、中州の中に入ると川の景色は全く見れない。

 

南側に位置する長島の中州も、河岸は相変わらず堤防続き。

 

中島は北部こそ住宅地だが、南下すると大規模な公園が現れ、そこから先は急に工場や倉庫が集う産業地帯となる。

 

公園と産業地帯の間は、延々フェンスで遮られ、すんなり南下できない。「ここから先は、関係者以外は用事ないでしょ? 部外者はあまり立ち入らないでね」的な意図を感じる。

 

産業地帯への部外者侵入を防がんとする(?)、二重フェンス。なかなか向こう側に行けない。

 

でもここまで来たらには、フェンスの南側の町なみも見てみたい。フェンスに沿って進み、ようやくその切れ目を見つけて、産業地帯へと進入。

 

本当は河岸にそったルートを採りたいのだが、そちらには簡単に行けないようだ。景色も堤防と工場・倉庫ばかりだろうから、あきらめる。そして、南北に伸びる目抜き通り(といってもコンビニが1件ある程度で、あとは工場・倉庫が立ち並ぶのみ)を南下。ダンプなどの大型車が多いので、自歩道徐行で進む。

 

そして、中島の南端に到達。「8の字」の最下部だ。堤防、そしてただっぴろい道路が広がる。

 

工場・倉庫・物流施設が建ちならぶ。神戸でいえば、苅藻あたりの雰囲気に近いかな。

 

この辺は歩行者や自転車は見かけず、そのせいだろう、通り過ぎる大型車は驚くほどゴンゴン飛ばしている。自歩道がない部分は、安全最優先、慎重に進む。

 

そこから中島の西岸を北上。8の字の最終段階だ。そして、ほどなく中州北端にかかる橋に戻ってきた。

 

中島の中州を走り終えた。あとは佃の中州に戻り、スタート地点に向かえば「8の字」の完成だ。

 

そしてスタート地点に戻り、佃・中島の中州「8の字ライド」完走。中島のほうで思うようなルートが取れず、ちょっと歪な8の字になっちゃったけどね。

 

佃の防災船着場を除けば、川が見れるのは、高架の橋の上からのみ。ビュースポットは極めて少ない川沿いライドであった。

 

とはいえ、なじみのないエリアの、町の景色を見て、空気を感じることができたので、よかよか。

 

気が付くと、既に時刻は1時過ぎ。電アシでのライドとはいえ、もう3時間くらいは走っている。さすがにハラヘッタ。

 

近くのハローサイクリングのステーションに自転車を返却し、カレーでも食べて、電車で帰るか。