先週のこと。仕事で取引先の方とZOOMミーティングを行った。
仕事の話はひとしきり終えて、すこし雑談的な会話に。
すると、先方から、ふと「最近、自転車を盗まれて・・」という話がでた。
むむっ。興味をひかれる。もうちょっと詳しく!
続けて話を聞くと、町中に自転車で出かけた際に盗まれてしまったとのこと。
もしかして鍵をかけ忘れたのかと伺ったところ、しっかりとかけていたという。
なんでも、カギをかけた自転車ごと(おそらく車につまれて)持っていかれてしまったらしい。
さらに驚いたことに、その方の友人も似かよった自転車盗難にあってしまったそうな。
ほへ~。自転車の盗難、流行っているのだろうか。
結局その方は、仕方なく自転車を買いなおしたという。「さすがに高い自転車を買うのは怖くなり、ごく安い自転車にした」と話してくれた。
話はそれで終わらない。
その新たな自転車を屋外で掃除していたところ、見知らぬ人が寄ってきて、自転車の写真を見せて「この自転車見たことありませんか?」と聞いてきたとのこと。その人も自転車を盗まれ、取り戻すべく自力で聞き込みをしている最中であったそうな。
「こりゃまちがいなく、自転車盗難、流行っているぞ」という結論(?)に至り、その原因について互いに考えを巡らせた。
(1)昨今の物価高が生活を圧迫し、それが治安悪化を招いている。自転車泥棒もその一環ではないか?
(2)日本仕様の自転車は人気で、海外で高く売れるという。国際転売を目的か?
(3)金属の値段も上がっているので、その材料として盗まれているのではないか?
などなど。
特に(2)(3)などについては、完全にプロ泥棒の仕業だ。上記のような、手早く車に積んで持っていく手法は、そんなヤバい連中でないと難しかろう。
いやはや、いやな世相だね~。
いまのところ自分は被害にあっていないが、今後自転車は盗まれないよう十分気を付けようと誓った。
対策としては、やはり周囲の固定物と結わえるように鍵止めする「地球ロック」が最良であろう。そうしておけば、一瞬で車に積まれることは無いはず。
自分はロードと、普段乗り用の折りたたみ自転車を持っている。
ロードを駐輪するときは、極力地球ロックしているが、折りたたみもそうしなきゃね。
ロードより安いとはいえ、新品で買えば3万くらいはする。時々自転車旅行の相棒にもなってくれる機材なので、おいそれと盗まれるわけにはいかないのだ。
ただ、駐輪の際、周囲に目立った固定物がないシチュエーションもある。
そういう場合は停める場所を考えるしかないね。
鍵さえかかっていれば、古典的な「チョイ乗り勝手に拝借」的な盗まれ方はなかろう。
だとすれば、車で近くまで寄れない場所に止めていれば、上記のような「車に乗せて持っていく」プロ泥棒対策になりそうだ。
想像するに、車を使った手口は、おそらくスピードが命。パッと車で近くによって、サッとパクっていくものと思われる。手間や時間をかけるリスクは犯さないだろう。
今後は、自転車を停める場所にも気を遣うようにしよう。
自分の自転車は、自分で守るしかない。