金曜日、大阪への出勤がてら、株主優待でもらった宿泊系の割引券を使い、当地にて一泊。
一夜明けた土曜日、朝から千里方面の万博記念公園に向かう。
目的は、この公園内で開催される「CYCLE MODE RIDE OSAKA 2024」。公式サイトによると「西日本最大のスポーツサイクル フェスティバル」だそうな。
ちなみに、スポーツ自転車を趣味にし始めたころ、旅行がてら、サイクルモード東京を訪れたことがある。
そのころは、軽量化・エアロ性の粋をつくした高級ロードバイクや、フォールディング最小化を追求した折りたたみ自転車に興味津々。会場で何台もの自転車を試乗した。
しかし、今では「自分ごときが高級ロードに乗ったところで、早く走れるわけでもない」ことを理解している。ウェアや小物など、必要なものも手元に揃っている。そのため、最近ではこういう自転車イベントに興味を持つこともなかった。
ただ最近、ちょっとだけ興味を抱くようになった折りたたみ自転車がある。
そうというのも、近年、頼りにしていたサイクリングヤマト便が廃止されたり、特急列車の全席指定化がすすんだりと、自転車旅行がしにくくなっている感がある。そこで、畳めばごく小さくなる自転車に興味を持ち始めた次第(折りたたみ自転車は一台持っているが、折りたたんでもそこまで小さくならない)。
その目を付けた自転車、メーカーサイトには、折りたたみ時の外形最大寸法は記載されている。しかし、実際に折りたたんだ状態の実物が見たい。そして、新幹線などの特急列車座席に座った時、足元に置けるものなのか、確認したい。
その目的の為だけに、このサイクルモード大阪に足を運んだ。
さて、こういう機会がないと、大阪北部の千里エリアに足を運ぶ機会もない。万博記念公園を訪れるのも、有名な太陽の塔を見るのも、生まれて初めてだ。
かつて訪れたサイクルモード東京は幕張メッセの屋内開催であった。しかし、今回の開催地は公園、つまり屋外である。前日まで雨続きだったので、天気を心配していたが、無事そこそこ晴れてくれた。佳きよき。
訪れた万博公園内にある、柵で区切られた屋外会場内は、出展者のテントとノボリが所狭しと建ち並ぶ。
本日の目的は決まっているが、一応会場内をぐるっと見て回る。
入口付近の一等地(?)には、コルナゴ、ビアンキ、ピナレロ・・等々、おなじみの有名メーカーがずらり。その他、パーツやウェア、小物のメーカーも多数。
そして、サイクルツーリズムに力を入れている自治体の出展も多いぞ。ご当地サイクリングコースを熱心にアピールしている。
テントの間の通路は見物客に加えて、メーカーのテントで借りた自転車を手に試乗コースへ向かう人で、やや混乱状態。
一通り会場を見回った後に、目当てのメーカーのテントを訪れる。
気になっていた自転車の実物を見ることができ、メーカーの方の話も聞き、目的を果たすことができた。
もちろん、試乗もさせてもらった。全長2㎞以上あるという長いコースを走って、乗り味を確認できて満足。
昼が近づくにつれ、人も徐々に増えてきているようだ。
人ごみが苦手な私は、滞在時間2時間ほどで会場から退散。
そういえば、来る途中、付近でシェア自転車のステーションを見かけた。
ヘルメットなどの乗車用具は持ってきているし、自転車借りて、このあたりのエリアを適当に走ってから帰ろう・・そう考えつつ、万博公園に別れを告げた。
(おまけ)