まったり巡行

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【まったり自転車】未知の大阪 プチ自転車旅行 前編 ~ 生駒山麓で、未だ見ぬ暗峠に恐れをなす <乗り日:2023年6月24日(土)> 【ゆるゆる旅行】

東大阪の倉庫で、棚卸を終えた土曜日。時刻は15時近く。

 

前日に引き続き、この日も宿泊系株主優待券消化のため、大阪中心街にホテルを予約済。

 

チェックイン時刻まで時間があるので、シェア自転車で大阪をブラブラと走ってみるか。

 

シェア自転車「ハローサイクリング」(以下 ハロサイ)のスマホアプリで調べたところ、現場近くの「東大阪市緩衝緑地公園」の北側に自転車ステーションがあることが判明。

 

以前は放出がハロサイステーションの東端であったが、知らぬ間にカバーエリアをずいぶん拡大している。

 

これ幸いと、その最寄りのステーションに向かう。

 

 

 


さて、ステーションに到着し、まず自転車を検分。いずれも電動アシスト付きのママチャリ型だ。新しい自転車が多い。比較的最近オープンしたステーションなのかな。

 

最も状態良さげな自転車を選択。今回のプチ自転車旅のために購入した、折りたたみ式ヘルメットを被って、ライドに出発。

 

(折りたたみヘルメットのアイテムレビューは、折を見て記事にまとめる予定。)

 

 

 

さて、走るルートは何も決めていない。

 

目の前の公園内に遊歩道があったので、いざなわれるように最徐行でそちらに向かう。

 

緑地公園の名の通り、緑が鮮やか。その中を、一本の遊歩道が先へ先へと伸びていく。

 

公園と遊歩道は、道路に寸断されながらも、北から南へ、長々と続く。なんだかえらく細長い公園だな。鉄道路線跡かなにかだろうか?

 

道路、そして「一旦押し歩き強制フェンス」にさえぎられつつも、公園と遊歩道はまだまだ続く。

 

ようやく公園を抜けて、そのまま南進。すると、東西方向へ走る太い幹線道にぶつかった。

 

さて、どっちに進むか。

 

ふと東方面を見ると、生駒山系ふもとの山肌に沿って、町が広がっているのが見えた。

 

山沿い斜面の町って、見ていて惹かれるものがある。

 

あのへんの町って、どんな風情なのだろう。気になったので、そちらに向かう。

 

東大阪のランドマーク、花園ラグビー場の前を横切り、幹線道を進む。ほどなく山のふもとに到達。

 

そこからの先の道は当然、坂になる。

 

そこそこ斜度あるな。でも、電動アシストのおかけでぐいぐい登れる。

 

周囲は歴史を感じさせる住宅街が続き、道はどんどん細くなる。

 

どこかに景色の良いスポット公園でもあれば、そこで一休みして、写真を撮って引き返すか・・そんなことを考えながらペダルを踏む。しかし、登れど住宅が続くばかり。

 

鉄道の高架路線をくぐったところで、小休止。スマホを取り出し、GoogleMapでここから先の道事情をチェック。

 

進入禁止標識があるが「自転車は除く」なので、まだ先に進めるようだ。
ただし、〇ボコのコンクリ舗装が、斜度への警戒心を引き起こす。

 

目の前の細坂を地図で追っていくと・・・なんとそこには 暗峠 の文字が。

 

うえっ!?

 

爆裂斜度で雷名轟く、あの暗峠(くらがりとうげ)って、この坂の先にあるのか。

 

私ごときが、軽い気持ちで近づいて良い場所ではない(しかも電アシのママチャリでw)。

 

恐れをなして、踵、もとい車輪を返す。

 

その後は生駒の山肌に沿って、山麓の町を気ままに、ゆるゆる走る。

 

私の地元神戸にも山肌の町は多いが、昭和後期に作られた新興住宅街が多い。それに対して、ここ生駒山麓の町は歴史ありげなお寺や、年季の入った商店も見られ、古くからこの地に根付く宅地であることがわかる。

 

こういう町の雰囲気って、実際に訪れないとわからない。

 

細い坂が縦横に走る山肌の町。単なる住宅地ではなく、商店や工場なども散在。
そのためか、交通量は意外と多い。

 

その後も一息つける場所には出会えず。適当な坂を登ったところで、大阪の街をしばし一望。写真を撮って引き返す。

 

細坂を登ると「この先私道 進入禁止」とあった。そこでストップして、振り返って写真をパチリ。遠くに大都会、大阪を一望。

 

その後は大阪の町中を通って、大阪城近くのステーションに自転車を返却。

 

この日は年一回の仕事も無事終えたし、その後もプチヒルクライム?含みのライドもできたし。なかなか充実した気分で投宿。

 

夜、宿の近くに見つけた「餃子とレモンサワーの店」で食べた晩飯、そして酒のうまかったこと!

 

(後編につづく)