自転車に乗っているとき、必要に応じて、極力ハンドサインを出すようにしている。
使うハンドサインは、基本的に、以下の3つ。
「右折」は右腕を横に伸ばす
「左折」は左腕を横に伸ばす
「停止」は後方に向かって掌を広げる
左折や停止は、別バリエーションの動作もあるようだが、自分が使うのは上記のやり方だ。
その他に、自分なりのハンドサインも使っている(勝手に考えたものなので、「ジェスチャー」といったところだが)。
その自己流ハンドサインでよく使うものとしては「直進」。
交差点で頻繁に使う。
交差点に差し掛かる際、直進する当方と、(先方から見て)右折しようとする車、どちらが先に交差点に入るか、互いにちょっとした迷いが生じる場合がある。
両者ほぼ同時に交差点に入るタイミングであれば、直進のこちらが優先になるはず。
ただ、たまに強引に右折してくる車もあるので、交差点に入る直前に「こちらが優先だよ」ということを身振りで指し示し、一応けん制しておくのは有効だ。
このハンドサインは、長年使っていて、効果を実感している。
そして、もう一つ、最近使い始めたハンドサインがある。
それは、「路駐の車をパスする」サイン。
以前は、路駐車を横に膨らんで追い越す直前に、右腕を横に伸ばしていた。
追い越す場合、右隣のレーンにはみ出すことも多々あるので、その意味をこめて、右腕を伸ばしていた次第。
しかし、交差点に差し掛かるロケーションだと、「右折」の意味に取られかねず、後進の車のドライバーに混乱を与えかねない。
そこで、サインを改良。
腕は伸ばすまでいかず、右のショートフックを打つような感じで、「ちょっと横に膨らんで追い越す」ことを身振りで示すようにしている。
まさにジェスチャーであり、この方が後ろの車に意図が伝わりやすいような気がする。
ただ、いずれも勝手にやっているサインなので、必ずしも車側に伝わるとは限らない(これは通常のハンドサインにしても、相手がそれと認識していなければ、同様だ)。
もし車とかち合いそうな気配を感じたら、早めに一旦減速・停止をしたほうが無難。
とにかく安全第一だ。