ゴールデンウィーク中、折りたたみ自転車カラクルとともに出かけた自転車旅行にて、手ひどいパンクをこうむってしまった。まさにバーストというべき、爆発的なパンクであった。
▼ その自転車旅行記事
幸いゴールと定めた鉄道駅の付近での出来事だったので、その時は押し歩きで駅まで行き、輪行で帰途に就いた。
その後、自宅でパンク補修をした際、タイヤに大きな裂傷があることに気づいた。
しょうがない、タイヤ、買い替えるか・・
その時は、そう思った。
しかし、その後、ホイールに付いたままのタイヤを眺めるたびに「裂傷部分以外はそれほど古びてもいないしな~」と、だんだんともったいないような気になってきた。
そして思った。
これ、補修できないだろうか。
以前、とあるロードバイク系の個人ブログで「タイヤの穴補修用に、『セメダイン スーバーX ブラック』というボンドが良い」と書かれているのを見て、そのボンドを購入したことがある。
ただし、そのブログで紹介されていた補修はあくまで、タイヤに空いたごく小さな穴やキズが対象だ。
カラクルのタイヤに空いた大きな裂傷に対して有効なのだろうか。
厳しいような気もするが、実際のところはやってみないとわからない。
どうせ、一度はあきらめたタイヤ。ダメで元々、補修を試してみようと考えた。
そして本日補修実行。
ホイールからタイヤを取り外して、よくよく観察。
タイヤの表面はざっくりと切れているが、タイヤの内側に貼られた布状の部材(ネットで調べたところ「カーカス」というらしい)はギリ切れていない。まさに薄皮一枚残った状況。


そこで、裂傷部分のカーカスには裏から固めのパッチ(本来はタイヤチューブ補修用)をボンドで貼り付けた。

それだけでは不安なので、さらに黒い布テープを上張りした。
そして、タイヤの表面は例のボンドで裂傷を埋めた。

ボンドが乾いたところで、チューブとともにホイールに装着。そして、カラクルに取付て空気を入れた。
見たところ、それほど不自然さはない。
しかしまあ、こんな原始的な素人補修がどこまで通用するだろうか。
すぐにダメになるような気もするな~。
このあたりは、乗って確かめるしかないね。
一度自宅近くで試乗してみよう。それで異常がなければ、いざという時は輪行で帰ってこれるような鉄道沿線沿いを走ってみるとするか。
その結果は、また後日ブログに記事としてまとめよう。
とはいえ、このタイヤで自転車旅行に出かけるのはちょっと怖い。うまくいってもチョイ延命程度にしかならないだろうけどね~。