阪神野田駅前のイオンにて、フードコートでそそくさと昼食。
▼やっぱりカレーかいっ!
体内にエネルギーをチャージして、いよいよ国道2号下りライドのスタート。
国道2号というと、路側帯がしっかり整備されている印象があるが、大阪都心近辺は、意外とさにあらず。工事中の区間などもあり、走りにくい箇所もある。
ただ、十三を通過したあたりから、路側帯が段々と安定してくる。
ここでちょっとした出来事があった。
後ろに貼りつかれている気配があった。信号のたびに追いつかれるといった感じだ。
そして、尼崎市にさしかかるあたりの信号スタートで、スッと私をパスしていったロードバイクがあった。見るとライダーは「メーカーもん」のジャージ・レーパンで身を固めている。
「おっ、これは速い人ではないか?」と期待した。見取り稽古モードに入り、一定間隔を開けて挙動を観察しながら、追走する。
しかし・・ガッカリ。この人、赤信号でも止まらないんだ。平気で信号無視を繰り返す。一度などは、横断歩道を渡っているおばあさんに、あわやぶつかりかける始末。
こちらはもちろん、信号順守。一時は見えなくなったが、普通に走っていると、武庫川手前で追いついてしまった。ナンダ、格好だけヤローか(追いつかれたところで、プイッと横に折れて行ってしまったな)。
「信号無視して、ヘタすりゃ人身事故やんか。アホなやっちゃな」と思ったが、まさかその後に、自分が事故にあって救急車搬送されることになる運命とは。このとき知る由もなし。
西宮~芦屋と快調。青空が気持ちいい。喉が乾いたら、機械式有料エイドステーション(いや、自販機)で喉を潤したりと、マイペース走行。
以前ブログで書いた通り、ステムを短いものと交換したからだろう、腕が疲れることもない。
この時点で70km以上は走っていると思うが、よく話に聞く「長時間乗ると尻が痛くなる」という現象も全く感じられない。私はレーパンすら履かないので(パールイズミの普段着ぽいロングパンツを使用)、多分尻は丈夫なほうなのだろうな・・
と、そんなどうでもいいことを考えつつ、御影付近に差し掛かった時に、その事故は起こった。
前方を走っていた車が急に左折(※私からみて、そうだったという意味。その後車のドライバーさんとも話したが、本人としてはウインカーを出して普通に曲がったという意識であったとのこと。)
その後の経過は以前ブログに書いた通り。
結局、全治まで2週間かかった。
仕事を休むことはなかったものの、一日おきに定時で業務を無理やり終わらせて、整形外科に通院した。ただ、治療等は相手の方の自賠責(10:0扱い)ですべて支払われた。
実際に事故にあって思ったのだが、自転車は急に止まれない。
しかもロードバイクは、普通に巡行しているつもりでも、それなりにスピードが出ていたりする。
長時間巡行し、(悪い意味で)スピードに意識・体感がなれてしまっていたのではないかと、後から思ったりもする。
市街地だと信号ストップも多く、急いで走ろうが、ユルユルだろうが、正味の速度はたいしてかわらないものだ(上記の「格好だけヤロー」が恰好の例といえるだろう)。
今後は、街中では、意識して速度を抑えて走ろうと思った次第。
(了)
P.S.
速度の管理にあたって、サイクロコンピュータはつけるべきだろうか。この手のデバイス、嫌いではない。
ただ、フラットペダラーにサイコンは似合わないような気がするな。時折、微妙に前方から視線を外すことになる点も気になる。
走行距離は後からGoogleマップで見ればだいたいわかるし・・
プチ逡巡中。