曜日の並びが悪く、今年は短い夏休み。
その初日に、前から気になっていたルートを、輪行を絡めて走ってみることにした。
▼ 今回の走行ルート(道迷い・ゴール後の走行は除く)
昨年、三木三田線という道路を走ったことがある。道路事情も良く、短時間ながらも楽しいライドであった。
その時は、神戸電鉄(以下 神鉄)三田線の「道場南口駅」からスタートし、同粟生線の「三木駅」をゴールとした。
神鉄は、神戸都心部から内陸へと向かい、鈴蘭台駅で北(有馬線~三田線)と西(粟生線)に路線は大きく枝分かれする。その間をペダルでつないでみたわけだ。
しかし、考えてみれば、道場南口駅も、三木駅も、それぞれの路線途中の主要駅、いわば「中ボス」といったところ。
では、ラスボスといえば、路線名にその名を冠する「三田(さんだ)」と「粟生(あお)」に他ならない。
今回は、この二つの終着駅を結ぶコースを走ってみよう、そう思った次第。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
さてライド当日、早起きした私は、まず神戸市営地下鉄に向かった。地下鉄で谷上駅まで行き、そこで神鉄に乗り換える。
近づく三田。朝7時過ぎの比較的早い時間帯ながら、シートは埋まり、立ち客も多い。
お盆の時期でこれなら、普段はもっと多かろう。三田駅は、大阪方面へのJR乗り換えポイントでもあるしね。
元粟生線住民の私からすれば、三田のことはほとんど知らない。この日、三田の存在感・集客力(でいいのかな?)目の当たりにして、驚いた。
同じ神鉄のターミナルとはいえ、小野市の街はずれにポツン・・の粟生駅とはえらい違いだ。ラスボス格差?
そんなことを考えているうちに三田駅到着。
そして、前回記事で書いた通り、輪行解除後いきなりのパンク修理勃発。これが難航、時間をとられる。
▼ 詳細はこちら
いきなり出鼻をくじかれたうえに、さらにコンビニに寄ったり、パンを食べたりしているうちに、うええ、もう9時じゃないか。
気を取り直して、出発。
三田駅から伸びる県道141号を北上。みるみる景色は田舎のものに。
幅員狭く、路側帯も期待できず、ダンプなどの大型車も結構多い。仕方なく自歩道徐行に移行する。
しかし、この歩道がまた狭く、凸凹があり走りにくい。「困ったちゃん幹線道」だ。
小雨もパラっと来たりと、天候もイマイチ。しばしガマンの走行が続く。
(つづく)
【まったり自転車】神戸電鉄ラスボスライド 三田~粟生(全3回)<乗り日:2020年8月13日(木)> |
Part1 : ラスボス格差? ★このページ★ |
Part2 : 三木と小野と夏空と |
Part3 : ゴール! そして特筆すべき讃岐うどん |