さて、最後。
■感じたこと、その5■
自分なりの乗り方で問題なし
ロードバイクは、元々は競技用機材。
そのため、参考書籍なども競技者を対象とした内容であることが多い。
ただ、趣味のロードバイク乗りの中で、ホビーレーサーの占める割合はどの程度のものなのだろう。
私のようなダイエット&フィットネス目的(その延長でのポタリング・自転車旅)で始めた人は全員、レース志向ではない。
また「弱ペダ」などの自転車マンガブームの影響で乗り始めた人であっても、さすがにその大半はレース志向とまでは言えまい。
すると、(勝手な憶測だが)フィットネス・ゆる乗りライダーのほうが明らかに多数派なのではないだろうか。
もちろん、そちら向けの雑誌・書籍・ムックなどもあまた出版されている。
しかし、その内容は、意外と競技系の影響が色濃かったりする。
例えば、ゆる乗り初心者向けの書籍でも普通にビンディングペダル・シューズが紹介されていたりする。
ビンディング、必要ですか?
まず、危険度が増す。
そもそも、フィットネスライドでエネルギーの効率化を追求してどうする。
あるいは、ポタリングや自転車旅なら、出先で歩きまわりづらいビンディングはハナから不向きだろう。
その他、コンポがどうの、車重がどうの、ホイールやタイヤがどうの、パーツがどうの、ロードを買う前はいろいろと気になったが(購入前にカタログを見ての比較検討は、それはそれで楽しかったが)、実際のところ、
一切関係なかったw
競技志向ならスペックは大いに関係があるのだろう。しかし、ゆる乗り者は、それらの機能を活かすだけの走りをすることは、にゃい。
信頼できるメーカー・ブランドのロードバイクであれば、全くOKだろう。
リーズナブルプライスの、完成車で一切問題ないと思う。
むしろ、極力価格を抑えつつ、品質に問題のないパーツをメーカーが予め選んでくれていると考えれば、逆に望ましいと言えよう。
そういうことが段々とわかってきたが、結局、目的にかなった自転車をバッチリ選んでいたぜ~~と自己満足していたりする。
そんな一年でした。
ゆる乗りならフラペで全くノー問題(ビンディングに興味がないわけではないんだけどね~)。
(1年間ロードに乗っての雑感 全5回 了 ~ 蛇足として、購入した自転車そのものの感想を、後日改めて記事にまとめてみよう。)