前回記事の末尾で「常に簡易スタンドを携帯」と書いた。そのつながりで、今回は常用している簡易スタンドについて書いてみよう。
まず、声を大にして言いたい。
ゆる乗り者のロードバイクには、携帯スタンドが絶対必要だ。
だって、出先でお店に立ち寄ろうとしても、ほとんどの場合、バイクラックなんて置いていないでしょ。
まれに、本来の置き方・方向を無視して、駐輪スペースを占領するかのように、壁やフェンス面に持たせかけるように置いて地球ロックしているロードバイクを見かけることがある。
スタンドがついていないロードを駐輪しようとすれば、なにかに持たせ掛けるしかないのだが、上記のようでは「ロードバイクはマナーがとても悪い」という印象を周囲に与えてしまう。
それはアカン。
「走り」と「立ち寄り」を等価と考え、駐輪する機会の多いゆる乗り者としては、なおさらスタンドの常時携行は必須と言えよう。
とはいえ、目立つスタンドをロードに取り付けたくないのは、ゆる乗り者とて同じだ。
普通のキックスタンドを後付けしようものなら、その瞬間からロードは「町乗り普通自転車」に近しいものになってしまう。
これは避けたい。
しかし、バイクとは別に持ち運びするタイプのスタンドにも問題がある。
絶対、持っていくのを忘れる。
そんな逡巡の中、見つけたのがこちらのスタンド。
1年ほど前に購入。それ以来ずっと使っている。
▼ 購入時に撮影した写真。「UPSTAND for 700C」というそのまんま、簡素な商品名。
▼ 台紙裏側の説明イラスト。わかりやすい。加えて、なんか味があるよね。
バイクの支え方はキックスタンドと基本、同じだ。ただし、スタンド棒が取り外せる。
バイクに取り付けるのは、スタンド棒を差し込むための小さな固定パーツのみ。
▼ リアのクイックリリースに固定パーツを取り付ける。ほぼ目立たない。
▼ 部品詳細。 なお、クイックリリースは参考品(当然、商品には付属してないよ)。
スタンド棒は、付属の専用マウントパーツを使って常に持ち運び。これなら持って行き忘れることなし!
▼ こんな感じで携行。長いスタンド棒も、ダウンチューブの輪郭に沿っているせいか、意外と目につかない。
なお、キックスタンドに比べ、設置強度は弱い。そのため、駐輪の際には前輪を壁につけて、なるべく転がらないようにするなどの工夫が必要。
可能であれば、さらなる補強として、周囲の固定物との地球ロックも併用したいところだ。
▼ 余談だが、スタンド棒の携行位置をギアと反対側にしておけば、あたかもスタンドなど持ち歩いていない風で、写真を撮ることができるよ。
▼ このアイテムのアマゾンバナーを一応貼っておきますね。
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