坂の上のホームセンターを目指し、ロードバイクでひよ台坂を登る。
おなじみの買い物ライドコース。
ロードに乗り始めたころは、ひよ台坂を登ること自体が一種のアドベンチャーですらあったが、いまでは少々物足りない。
そこで本日は中腹の風早交差点に差し掛かったところで、Uターン。麓に下って、もう一度登りなおしてから、目的地のホームセンター「カインズ ひよどり台店」に到着。
駐輪場に自転車を停めて、しっかりとワイヤーロック。
前回記事で書いたように、ヘルメットをサドルまわりにひっかけて、ヘルメットの隙間と後輪のホイールをつなぐように、太いワイヤーロックで止める。
それに加えて、別の小さなダイヤル錠で、前輪を付近のポールに地球ロック。
買い物など、長めの時間駐輪する場合は、いつもこのように、メインとサブ、二つのロックで自転車を保護している。
メインのブリヂストン製ロックは、専用ディンプルキー付属の本格派。
ワイヤーも太く頑丈。大きなワイヤーカッターでも使わない限り、切断は困難だろう。
それに比べて、サブのダイヤル錠は、相当頼りない。
ワイヤーはひょろひょろと細く、ニッパー程度で簡単に切断できてしまいそうだ。
それにダイヤルなんて、ちょろちょろ適当に回していたら、解除できてしまう。
では、なぜそんな頼りないロックを購入したのかというと、何年か前、このカインズにロードバイクで来た際、上記のブリヂストンのロックを忘れてきたことが原因(当時は一つしかロックを保有していなかった)。
さすがに、ロードをロックしないまま駐輪して、お店の中に入っいくのは、怖い。
「せっかくここまで登ってきて、買い物せずに帰るのかよ~」駐輪場でかなり焦った。
しかし、よくよく考えてみれば、ここはホームセンターだ。
自転車販売コーナーもあり、そこにはロックも売っているはず。
そこで、たまたま手元にあったワンタッチベルトを使い、車体と付近の固定物を結んで、一見地球ロックされている風を装った。そして、速攻でカインズの自転車売り場を目指し、一番安いワイヤー錠を購入して自転車のもとに戻ってきた。
そして、無事急場をしのぐことができた。
その時手にした、この小さなワイヤー錠をサブのロックとして使い続けている。
見た目弱々しげなロックとはいえ、これはこれで便利なのだ。
ロードで出かける際、メインのロックはいつもバックポケットに入れて携帯している。そのため、稀に家に置き忘れたりする。
しかし、サブのロックは小さいので、いつもボトル型ツールケース内に収納している。
ツールケースがケージに入っていないと、さすがに目立つので、忘れることはまずない。
メインのロック忘れの際、このサブのロックにすくわれたことが何度かある。
(とはいえ、サブのロックしかない場合、さすがに長時間駐輪するのはリスクが高く、食事もコンビニ飯になってしまったりするのだが・・)
買い物や食事などでお店に入る場合は、大小二つのロックで防衛しておけば、まず安心。
一方のロックで車輪が回らないように固定してチョイ乗り盗難防止。
さらに、もう一方のロックで、近くの柱やフェンス等と結べば、地球ロックになり、さらには転倒防止にもなる。
ひょんなことで購入したサブのワイヤーロック、防御力は弱いとはいえ、使い方次第で意外と便利だ。
▼ メインのロックは、やっぱりディンプルキー方式が安心
▼ 小さなダイヤル錠は、サブのロックとしてツールケース等に入れておくに最適
▼ U字ロックやブレードロックは頑丈そうだが、ヘルメットや周囲固定物との結わえ付けがしづらそうに思え、今のところ私は保有していない。