先々週末の日曜日、ロードバイクに乗り、西神戸~藍那~鈴蘭台と経由して、カインズひよどり台店に寄った時のこと。
フードコートでカレーを食べ、買い物をすまた後、カインズを後にした。
ひよ台坂を下って、後は自宅に向かうばかり・・そんなときに、自転車に異常を感じた。
下っている際にハンドルの感覚が急におかしくなった。
急坂の途中ゆえ、慎重にスピードを落とし、ハンドサインを出したのちに、歩道側に車体を寄せて停止。
歩道に上がってからタイヤをチェックすると、やはりパンク。後輪タイヤがプニプニだ。
ゴールデンウィークの播磨方面ロングライドの際にもパンクに見舞われたが、あれからさして日にちは経過していない。
どうにもパンクが続くな・・。懸念を抱きつつ、自転車をさかさまにしてパンク修理のために後輪を取り外す。
その時に後輪の更なる異常に気が付いた。
後輪のハブがぐらぐらしている。
ふむ。このグラグラ症状が出ると、パンクしやすくなることが経験からわかっている。
以前から同様の症状が時折発生し、ロードを購入した自転車店に後輪を持ち込み、2度ばかりハブを締めなおし調整してもらったことがある。
ゴールデンウィーク前にも持って行ったっけ。
その調整たびに店員さんに「ハブが弱ってきている」とは言われてきた。
いわば、その場しのぎで、弱ってきた後輪を使い続けてきたわけだが、そろそろ限界か。
このロードに乗り始めて、はや5年目。後輪はスポークも2回折れているし、やはり寿命だろうな・・
まさに、後輪ホイールを乗りつぶしたわけだ。
さらに異常の発見は続く。
リアディレイラーでチェーンが外れ、プーリーと枠組みの鉄板との間に食い込んでしまっている。そのため、枠組みがゆがんでしまっているではないか。
ハブの開店が安定せず、チェーンがヘンな形で落ちてしまったのだろう。
ペダルを回してみると、チェーンが歪んだ鉄板と干渉し、カリカリと異音がする。うわ~このままでは、もう乗れないな。
ふ~む、困った。ここからどうやって帰ろうか。
ひとまず、自転車を押し歩いて坂を下り、長田の町中に出た。
駅まではほど近く、いざという時のために輪行袋も持ってきている。
ただ、今から輪行セットの作業をして、短距離輪行したとしても、おそらく歩いて帰るのと時間的に大差ないな・・
そう考えて、その日は自転車をテクテク押し歩きで自宅まで戻ってきた。
この日は、人里離れた場所も走った。山中の道路で異常が表面化したら、もっと手間がかかったであろう。
少々長い押し歩きで疲れたものの、無事帰宅できたので、この点は不幸中の幸いであった。
そして、翌週末、ロードを購入した近くの自転車店まで、やはり自転車を押して持って行った。
後輪を新調したい旨をお店に伝え、そのまま自転車を預けてきた。
そのため、今、手元にロードがない。
新たな後輪とともに、自転車が戻ってくるのを、今は静かに待つばかり。