ゴールデンウィークの初日、折りたたみ自転車で近場ポタに出かけたが、天候の崩れを察知し、お昼前に撤退。
とはいえ、せっかくの連休初日の外出だ。
締めくくりとして、カレーを食べよう。
空腹を感じつつペダルを回していると、西代にさしかかったあたりで、フト思い出したことがあった。
以前、西代の町中華で食べたドライカレーをブログ記事にしたことがある。
その町中華店を立ち去る際、すぐ隣の居酒屋と思しき店舗がひっそりとランチメニューを掲示しているのが目に留まった。そして、そこには「カレー」の文字があったと記憶する
よし、今日はそのカレーを食べてみるとするか。
お店を訪れると、記憶にたがわず店前にランチメニューが掲示してある。
そして、やはりありました。カレーの文字が。
しかも「自家製チキンカレー」と記載されている。お昼の推しメニューなのだろうな。
引き戸を開けて中に入ると、居酒屋というよりは、小ざっぱりとした食堂のような雰囲気。
端っこのテーブルにつき、さっそくチキンカレーを注文。
「辛いけど大丈夫ですか~?」と聞かれる。ほほう、辛口なのだな。ま、そこまで辛くはなかろうと思い、問題ない旨返答。
お店のメニューからするに、どうやら夜の「本業」は焼き鳥のようだ。
居酒屋のランチメニューは、そのお店本来の得意技が盛り込まれていることが多いが、どんなチキンカレーが出てくるかな?
そんなことを考えているうちに、カレーが到着。
わおっ!副菜充実。これは豪華だ。
まずは、カレーとごはんで一口。
ルーはぐつぐつ煮込んだ感のあるぽってりタイプ。しっかりとごはんに絡む。
最初に警告?があったように、たしかに、やや辛口テイスト。
しかし万人向けの範疇に収まる辛味といえようか。個人的には、このくらいの辛さがちょうど良く感じる。
ルーの中に、細かく筋状になった鶏肉がたっぷり入っている。
濃厚でうまみがつまっている。
さすがランチの推しメニューだけあり、本格的なカレーライスだ。
また、副菜はだしの効いた和風鶏料理2品。本業の強みをここで活かしている。
さらにはサラダまでついて、これで700円とは。かなりのお得感だ。
あっというまに平らげ、最後に半熟たまごをパクッとたべて〆。
居酒屋ランチのカレーは侮れないことを再認識した一皿であった。