この日、用事があって、三宮まで折りたたみ自転車で出向いた。
その帰り、ブログのカレーネタを拾おうと、目星をつけていたカレー店を3つほど回ったが、空振り。
いずれも休業であった。
行政からの「まん延防止等重点措置」の要請を受けて、一定期間は休業(もしくは日曜など特定の曜日休業)を決め込んでいるようだ。
そのため、カレーにありつけず。
うむむ残念。
兵庫県や神戸市の「まん延防止法」の周知ページを見る限り、決して休業を推奨する内容でなはない(営業時間の短縮や、種類の提供制限など)。
実際、営業している飲食店も多い。
休業にしているは、各店舗それぞれの判断なのだろうな。仕方なし。
それにしても昼飯にカレーを食べるつもりであったので、すでに頭の中がカレースパイス一色に染まっている。
カレー食べたい。
どこぞにカレーはないだろうか。
そんなことを考えながら、大開通りの自転車レーンを西へ抜ける。
しかし、そう都合よくカレー店があるわけもないよな・・
そんなことを考えつつ、高速長田を通り過ぎ、西代のあたりに差し掛かった時だ。
ふと、カレーらしき匂いをかすかに感じた。
ふむ!?
一旦停止して、歩道に上がり、ゆるゆると戻る。
そして、そのあたりの飲食店の店外メニューをチェックする。しかし、カレーはやっていない模様だ。
はて、不可思議。
首を傾げたところに、ふたたびスパイスの香り。
怪訝に思い、大通りから一本逸れる。
なぜかこのあたりは、大通りと隣の通りの間に段差があるので、自転車を持ち上げて階段を下る。
すると、あれ、こんなところにレストランがあったんだ。
入口横のランチメニューの掲示を見ると、そこには「豚肉と淡路島玉ねぎのカレー炒め」の文字が。
お店は欧州下町風のシックでおしゃれな外観。
普段ならおっさん一人で入るのはためらうが、今はそんなことを言っている場合ではない。
店内に入ると、採光を抑え気味の空間。
テーブルは結構埋まっているので、カウンター席に着く。そしてカレー炒めのランチメニューを注文。
つい先ほど購入した本を読みつつ、待つことしばし。
やってきたのがこちらの品々。
色とりどりの小鉢。そしてカレー炒めはスキレットで出てきたぞ。これは美味しいに違いない。
シャキシャキのサラダや、甘いトマトなど、様々な味を楽しむ。
そしてカレーもしっかり味わい、満足。
その後に及んで、ふと卓上のメニューを見ると、へー、グリーンカレーもあったんだ。
次の機会には、カレーを食べよう。
そしてブログ記事にしよう。