まったり巡行

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【近所ポタ】もしかしたら、日本一風情のない遊歩道 <歩き日:2023年7月20日(木)>

前回記事で取り上げた青木の「ハンとん亭」でカツカレーを食べた後、魚崎の湾岸、出島方面の役所へと足を運ぶ。

 

六甲アイランドに近いこのあたりは、たまにロードバイクで走ることがあるが、歩いて訪れることはめったにない。

 

徒歩だと町の別の顔が見えてくるかもしれないな・・・そう考え、役所で用を済ませた後は、JR住吉方面を目指してブラブラ北上。

 

それにしても、晴天から降り注ぐ日差しが、強い。

 

もう7月下旬だもんな。

 

顔面に日焼け止めクリームでも塗ってくるべきだったな~。

 

自転車で出かける場合は、ロードなら日焼け防止の布マスク、折りたたみやシェア自転車のポタライドなら日焼け止めクリームは必ず用いる。

 

しかし、今日は徒歩なので、そこまで気が回らなかった。

 

単に歩いているだけなのに、肌はじりじりと焼けるよう。これは皮膚にかなりの紫外線を食らっているな~。

 

徒歩を舐めていた。反省。

 

そんなことを考えつつ歩を進めていると、「神戸バイオガスステーション」を通りすぎたあたりで、ふと、遊歩道の表示を見つけた。

 

3連巨大ゆで卵(白いガスタンク)が目を引く神戸バイオガスステーション。そのすぐ隣に遊歩道を見つけた。

 

ほう。こんなところに遊歩道があったのか。

 

入口からして細道なので、徒歩オンリーだろうな。

 

その細道に足を踏み入れ、しばし進むと、運河を思わせる人工的な水路に沿って、遊歩道が伸びていた。

 

確かに遊歩道ではある。

 

しかし、その周囲の景色が、なんともインダストリアル。遊歩道というよりは、なんだか巨大工場内敷地内の通用歩道といった雰囲気。

 

ゴツゴツとした建造物が立ち並び、巨大工業地帯の趣き。

 

 

船着き場もある。どんな船が着くのだろう。

 

小川を設けたりと、風情を演出したい努力は認めるが、やはり周囲の建物が無骨すぎる。

 

 

これほどまでに風情のない遊歩道も珍しいように思える。

 

途中にあった表示板によると、この工場のような施設は「神戸市建設局 東水環境センター」とのこと。つまりは下水処理場だ。

 

下水処理場に通ずる水路の脇に、遊歩道を作ったというわけだな。おそらく、市民に親しみを持ってもらいたいという意図で設営されたものであろう。

 

遊歩道というと、観光地、あるいは海岸・河岸など、いわゆる景勝地に設けられていることが多いが、この遊歩道の雰囲気はちょっと特殊だな~。

 

こういうちょっとした風変りスポットの発見も、町のブラ歩きの楽しみと言えよう。

 

遊歩道の端(西側の入口)には遊歩道の案内図を兼ねたマンホールが飾られていた。