7月最後の週末、修理に出していたロードバイクが、ようやく手元に戻ってきた。
パーツ欠品などの影響で想定以上に時間がかかり、結局、丸2カ月間、お店に預けっぱなしであった。
まさか、こんなに待たされることになろうとは、当初思ってもみなかった。
何はともあれ、お店に赴き、後輪が新調されたロードを受け取る。
そして、久しぶりにサドルにまたがる。
サドルの高さは変わっていないが、なんだかずいぶん高く感じる。
乗車感覚が失われているということかな。
安全運転でゆっくりいこう。
もっとも、今日のところは、長い距離を走るつもりはない。
なにせ2か月のブランクがある。
体力は低下しているだろうし、なにより、炎天下の運動に、体が全く慣れていない。
その辺をくるっと軽く回る程度にとどめよう・・当初はそう考えていた。
そのため、ヘルメットやグローブ、ボトルなどは持ってきていたが、アイウェアやスペアチューブは持ってこなかった。
しかし、走り始めてみると、つい「もうちょっと走るか」という気分が先に立ち、結局、おなじみの大蔵海岸公園まで来てしまった。
ブランク明けにしては、最初はそこそこ快調であった。
なにせ、後輪は新品である。
リアディレーラーやスプロケ、チェーンも併せて新調されている。
踏み込み時や変速時の感触がちょっと硬い感じもあるが、動作は軽快だ。
とはいえ、なまった体に猛暑は厳しく、次第に足は回らなくなり、大蔵海岸にたどり着いた時にはヘロヘロになってしまった。
たかだかこの程度の距離をゆっくり走っただけで、こんなに疲れるか・・
暑さへの不慣れ、ブランクの影響は、想像以上に大きかった。
そして、日陰のベンチで長々、長々~と休憩。
復路は無理せず、ゆるゆると帰ってきた。
それでも、自宅にたどり着くときには、ふたたびバテバテに。
ブランク、げにおそるべし。