2週間前の週末、西神戸のほうをロードで走ってきた。
50km余り。大した距離ではない。
しかし、その翌日から膝に痛みがでてきた。
深刻な痛みではないが、こういう時は安静にするに限る。
膝は、ずいぶん昔にやっていたスポーツが原因で痛めた箇所のひとつだ。
ここ数年、痛みがでることも無かったのだが、なぜに今回突然に。たまたま膝に負担がかかったのだろうか・・？
他に要因は・・と考えて、思い至ったことがある。
1月からの新型コロナ緊急事態宣言において、テレワークの日が増えた。これが影響しているのかも。
寒い冬ということで、テレワーク日は、コタツの上にノートPCを持ってきて仕事をしている。
すべてのやる気を奪うコタツで仕事ができるのかという問題はさておき、日中ずっと床にベタ座りというのは、姿勢として無理があるようにも思う。
そして、膝にも地味に負担かかっていそうだ。
そもそも、自宅にこもりっぱなしというのは、それだけで足腰の体力が落ちそうだし、精神面も良くない。
そう考えると、安静一辺倒というのも考えものか。
膝が完全回復するまではランニングも控えたいところ。そこで、先週末や祝日は、小径車で近所をうろついた。
平坦限定、そしてギアは軽く。これなら無理なく、軽い運動になる。
普段、通ったことのない路地に入っていくと、知らない風景、ちょっとした発見。
そして、海岸へ。
昨年11月に岡山県の海岸沿いを走った際には、「日本の渚百選」に選出されている渋川海岸（玉野市）や沙美海岸（倉敷市）の景色に感動した。
しかし、考えてみれば、ごく身近にドデンと寝そべっている須磨海岸も「日本の渚百選」の一つなのだ。
まだ途中までしか完成していない、再整備された遊歩道を、ゆるゆると走る。
海は固める。これが神戸スタイル。
かつて巨大人工島を作り出した、「株式会社神戸市」の精神（←悪い癖とも言う）は今も生きている。
砂浜近辺に停車しているロードバイクもちらほら。
ここを立ち寄り場所や折り返し地点にしているんだろうな。
もうちょっと暖かくなれば、人出も増えるだろう。
そのころには、やっかいな緊急事態宣言も解除されていてほしいものだ。
（おまけ）
個人的には、明石の大蔵海岸が気に入っており、西神戸を走った際の定番立ち寄りスポットになっている。
明石大橋と、すぐそこに迫る淡路島の織りなす景色がいいかんじ。
日が落ちてきたときにふと見せる寂寥感も捨てがたい魅力。
