前回の自転車記事で取り上げた、手首巻き付け型のバックミラーの続報。
バックミラー本体に付属している、手首巻き付け用のベルクロ(マジックテープ着脱式)テープが長すぎて、とりあえず真中で二分割してしまったことは既報の通り。
ただし、二分割したテープでは、テープが微妙に短めであることも、前回記事に書いた通り。
その後、実際にジャージを着た状態で、手首に取り付けようとすると、やはりテープが短い。
無理すれば装着できるが、何かの拍子に、すぐに取れてしまいそうだ。
これでは困る。
そこで、二分割してしまったテープを、工夫した形で、ふたたび連結することを試みた。
具体的な方法は以下の通り。

まず、ミラー本体裏側のスリットに、二分割した内の1本を通す。
ベルクロテープは、丸くカットされた端の方だけがマジックテープのくっつくほうだ(トゲトゲした面。正式には「フック面」というらしい)。残った1本のトゲトゲ面を、通したほうのテープの適度な位置に取り付けて、連結する。

この連結はもう外すことはない。
マジックテープで止めただけでは連結強度が弱いので、強力な接着剤を援用して完全固定した。
その状態で手首に巻いてみたが、それでもちょっと長い。
そこで、連結したのと反対側の端を少しカット。
これでテープは、いい感じで手首に巻きつく長さになった。
巻き付けて気になるのが、ミラー本体の裏側が、手首にフィットしないこと。
ミラー本体の裏側は平らなので、若干丸みのある手首へのすわりが悪く感じる。

そこで、ミラー本体の裏側を通るテープの上に、先ほど切り落とした余りのテープを使って、接着剤で上張りした。

これでテープ部分のクッション性が増し、手首部分へのすわりが幾分よくなった。
とりあえず、これで不満なく使えるようになった。
素人なりの工夫・泥縄的な工作だが、上等々々。
バックミラーの問題、これにて解決。
なお、このバックミラーを装着して、ロードで実走してみた。
ミラーがヒンジ(蝶番)で土台に取り付けられているので、その時のハンドルの持ち方=腕の角度に合わせて、ミラーの角度を調整が簡単にできるのがいい感じ。
従来使っていたものは、角度調整がこんなに簡単ではなかったので、これは助かる。
新調した価値はあったかな。