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【へっぽこ投資】 空売り心得 その三『4位を狙え』【空機の研究】

空売りに適した銘柄って、どうやって選べばよいのだろう。

 

素人なりに、考えた。

 

そして、思いついた。

 

たとえば、業界大手の下位銘柄に目をつけるのはどうだろうか、と。

 

 

業界下位ではない。業界大手の下位銘柄だ。

特に4番手あたりが狙いめではなかろうか。


世の中何でも、3番手あたりまではメジャー扱いだ。

 

三大祭りとか、三大温泉とか、三大ラーメンとか、 エトセトラ、エトセトラ。

 

オリンピックだって、3位銅メダルと、4位入賞では、明らかに扱いが異なる。

いきなりメジャー感が薄くなるのが4位と言えよう。

 

 

これは、企業の市場シェアにおいても同じようなことが言える場合が多いのではなかろうか。

 

市場シェア = 知名度であり、業界内のパワーであり、消費者からの信頼感とも言える。

 

シェア1位は圧倒的な存在感、2位はその対抗馬、3位は少し違ったカラーで勝負、と考えると、4位は苦しい。

 

例えば携帯電話業界の変遷なんて、その典型だ。3大キャリアの他は、敗退の歴史といってよい。

 

 


さて、そんな4位を探していると、まず目に入ってきたのはコンビニ業界。

 


コンビニ業界は既に飽和状態にあるように見える。

 

さらに今後は人口が減る。つまり客数が減る。

消費税増税の影響もあるだろうし、人手不足も深刻だ。

 

そんな業界にあって、4番手となると、難しい部分が多いに違いない。

 

そう考え、その4番手銘柄をしばらく前から空売りしている。

 

(基本的に、このブログでは、銘柄名は明示しない。)

 

チャートを見ると、とっくにそのことに気付いている人が多いようで、ずいぶん前から延々下げ基調だ。

 

もっと早く気付くべきだったが、なにぶん素人ゆえ・・。気付いただけでも良しとしよう。


なお、この「4番手売り」の手法は、5~6位あたりまで明らかにメジャーな業界(自動車業界や総合商社等)には当てはまらないだろうな。

 

また、伸び盛りの業界や、混戦状態の業界にも使えないだろう。


あくまで、明確に4番手。

 

そんな銘柄を、今後も探し続けよう。