まったり巡行

自転車もカレーも投資も、まったり、ゆったり。

【まったり自転車】今年初の自転車旅行は、ごく近場で <乗り日:6月20日(土)・21日(日)>【ゆるゆる旅行】

たまたま仕事で、東大阪のとある倉庫に出向くことになった。

 

土曜日の休日出勤。しかも、集合時間が、朝早い。

 

自宅のある神戸からは遠いし、ふ~、面倒だな~~。

 

そんなときに、フト気が付いた。

 

コロナ騒動で使う機会がなく、手元に残っている株主優待の宿泊券のことに。

 

せっかくなので、交通の便の良い梅田で前泊して、同曜日の朝はちょっと楽をすることにした。

 

そして、さらに考えた。まだ株主優待券は余っている。ついでに、もう一泊するか・・

 

結局、金曜日に梅田、土曜日に難波と連泊することにした。

 

土曜日の仕事は丸一日かかるものではない。終わったら、シェア自転車を利用して大阪を走ってみよう。

 

さらには、天気が良ければ、日曜日の午前中もシェア自転車ライド。そんな計画を立てた。

 

 


さて土曜日、仕事を終えて、あとは自由。さあ、ライドだ。

 

とりあえず、仕事現場から一番近場のシェア自転車ポートがある放出(←「はなてん」と読む)まで出向いて、まずは自転車を借りた。

 

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ハローサイクリングのシェア自転車を利用。ドコモバイクの赤チャリよりも車体が大きく、サドルを上げればなかなか快適。

 

そしてクロネコ営業所に赴き、もういらない衣類や仕事用具を自宅宛に発送。身軽になって、いざ出発。

 

 

放出から宿泊地の難波までまっすぐ走ると、割とすぐに到着してしまう。そこで、適当に遠回りして、気の向くまま走ることにした。

 

全く馴染みのない土地をゆるゆる走る。別にラクする必要もないので、電動アシストは使わない。

 

行けども行けども、都会の風景だ。いまさらながら「大阪って、大都会だったんだな~」と実感。

 

普段大阪勤務とはいえ、仕事がらみの場所以外は、なんにも知らない。そのこと自体が新鮮で、また面白く、結局ブラブラと3時間半も走っていた。

 

翌日は同じくシェア自転車で、宿泊地の難波から、寄り道しつつ、大阪西部の伝法(でんぽう)まで。

 

伝法といえば、今読んでいる本、司馬遼太郎菜の花の沖』に江戸後期の造船の名所として登場する。その町をちょっと見てみたいと思った次第。

 

かつて存在した伝法川の河口がゴール。

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今では川は埋め立てられ、河口部分だけが残り、入り江のようになっている。このあたりで、『菜の花の沖』に出てくるような、和船が作られていたのだろうか。


単なる思い付きで、宿泊とシェア自転車ライドを組み合わせてみたわけだが、実際に走ってみると、近場とはいえ、意外と自転車旅的な趣があり、楽しめた。

 

そして、大阪の町を実走してみて、この町には全く仕組みの異なる2種類の自転車レーンが存在することを知った。

 

さらには、シェア自転車について改めて気付いた点もあった。

 

 

そのことは、また別の機会にブログ記事にまとめてみよう。