先日、晩飯を食べに、ひとり、とあるファミリーレストランに寄った。
イタリアン風のメニューでありながら低価格を実現し、デフレ時代に急拡大したチェーン店・・といえば、だいたいわかるだろうか。
このブログ記事で取り上げるのだから、当然上場企業だ。
最近のファミレスの例にもれず、夕方以降のちょい飲み需要むけのメニューがあるので、たまに利用してきた。
ところが、このところ、明らかに味がガタッと落ちている。
いかにも出来合いの料理、といった感じだ。
もちろん、以前からセントラルキッチン方式ではあったろう。
しかし、かつてはそれなりに美味しかった。
価格なりに、がんばったクオリティがあった。それが満足感につながった。
しかし今や、出来合い感丸出しだ。
ポサポサのピザやパン類。
形の整いすぎたポテトや肉は、業務スーパーあたりの冷凍食品をおもわせる。
さらには、食器類も安っぽくなっている。
ビールジョッキなんて、ガラスからプラスチックになってるんだもん。
(;´д`)トホホ
コストカットを断行したんだろうな。
たしかに外食産業が厳しいのは、わかる。とにかく、人手が足りない。
そこで、店舗キッチンは最後の工程だけをチャチャっとおこなうだけ、食器類も洗いやすいものに代えたのだろう。
しかし、味に関しては客はシビアだ。
味がガタ落ちで、価格が同じであれば、客は減少するだろう。
株価も適当な水準に下落して落ち着くはずだ。
今後、消費税増税の影響もあるだろうし、ここは売りだろう。