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【へっぽこ投資】 空売り心得 その六『上れば、その後下りが待っている』【空機の研究】

上れば、その後下りが待っている。

 

自転車の話ではない。

 

株の空売りの話だ。

 


世に、流行・ブームというものは、常に生み出される。

 

主にメディアによってブームに仕立て上げられることが多いように見える。

 

よくあるでしょ。

 

マンガや小説が売れて、映画化やドラマ化、演劇化されるケース。

 

作品舞台となっている地域の地方自治体が積極的にリンクしてくる場合もある。

 

そうすると作品はどんどん祭り上げられ、ブームはさらなる広がりを見せる。

 

 

その過程で、ブームの恩恵にあずかる企業も現れる。

 

作品のテーマにまつわるアイテムなどが売れたりするわけだ。

 

 

しかし、ブームは必ず収束していく。

 

例外は、ない。

 

メディアによって流布された「流行ってる感」に飛び乗った層は、ピークが過ぎたと見るや、ジワジワ離れ、その後は加速度的に離脱していく。

 

ブームの恩恵にあずかった企業にとっては、バブルの終焉だ。

 

これまで商品は売れ、注目を浴び、そして株価は伸長・・であったのが、急速に逆回転が始まる。

 

売り上げは落ち、在庫過多になり、PL/BSいずれも悪化の方向に向かう。

 

当然、株価も元に戻っていく。

 

非常にわかりやすい。

 

相当安全性の高い空売り手法であるといえる。

 

 

ブームの盛り上がりと収束はワンセット。

 

しかしながら、ブームの絶頂期では、これが意外と見落とされる。

 

まるでブームが永遠に続く可能ような幻想が、空気のように世に浸透する。

 

その風潮に惑わされず、冷静にターゲットを見定め、頃合いを見て売りを入れておきたいものだ。

 


今、流行っているもの、メディアに多く取り上げられてるものは何か。

そして、そのブームに乗っかっている企業はどれか。

 


ブームは常に作られるので、ネタには困らない。

 

去年あたりから流行っていて、そろそろ・・ての、あるある。