今回採ったルート(往路)は、おおむねこちらの地図の通り。
道中、とにかくダラダラ登りが多かった。
こう暑いと、しんどさ倍増。足の回転も鈍りがち。
以前「西神戸への道」シリーズで取り上げた、「超地味」な県道65号を経由して、ようやく県道52号線にたどり着いた。
▼ 立体交差になっている。下側で65号と直交するのが、目指す52号。
どんな道かな?
立体交差の下に向かうと・・
▼ うわ、田舎の「ダンプ道」じゃないか。うへ~(よく見ると、ダンプ2台いるよ)
交通量自体は少なめだが、大型車が目立つね。
とりあえず歩道があるので、迷わず歩道徐行を選択。田園風景をゆるゆる楽しみつつ、走る。
しかし、田舎道の宿命。最初こそある歩道は、周りが山道の度合いを強めるにつれ、消滅。路側帯も頼りない。
道路状況が良くないので、とにかく安全第一。暑さですり減っている注意力を、後方から来る車両に集中する。
そして、ふたたびダラダラ登り。またかよ~。
神鉄沿線に出るには、この名もなき丘を越えなきゃいけないってわけだな。
斜度はユルいが長々続く登りをこなし、その後シュバッと下れば、神戸電鉄沿線の木津駅近辺にポンと出た。
ここで県道52号線とはお別れ。神鉄沿いに押部谷方面を目指す。
神鉄の押部谷駅をちょい過ぎたあたりで、右に折れる形でスロープを登る。ここからは、県道83号線 ~ 別称 平野三木線。
この道をたどっていけば、自然と三木防災公園にいきつく・・はずだった。
ところがここで道を間違えた。
神鉄沿線を幾分か外れると、とたんに風景は山の中に。目印となるものがないので、自分がどこまで進んでいるのが良くわからず、いつしかルートから逸れていた。
山中を走る道路の幅員は狭目で、むやみに停止するわけにもいかず、目の前に現れた下り坂をそのまま進む。
すると、あれま!
少し離れた丘の上にスタジアム照明のようなものが見えるじゃないか。おそらく、あれは公園内の設備だろう。
あちゃあ・・。
あそこに行くには、丘の上まで登らないといけないな。
坂を下り切り、田舎道をぐるりっと回り、防災公園を通過した後の平野三木線を見つけた。当初の予定とは反対方向からゴールに向かう。
この道も、一本道のダラ登り。今日はダラダラ記念日ですか?
ようやく坂を登り切ると、そこが公園の入口であった。
公園内に入ったが、人影は少ない。そりゃそうだよね。人里離れた丘の上の公園だもん。用がない限り、誰も来ないだろう。
それにしても、「防災公園」と称しているが、一体、どういう災害を想定しているのだろう。なにかあった時、町からここまで登ってくるの、大変だよ~。
さて、公園周りが周回路のようになっているので、くるくると3周回る。
▼ 周回路の途中で撮影。丘からの眺望はすばらしい。
公園内にある陸上競技場や体育館は予想以上に本格的で立派なものであった。しかし、交通の便が悪すぎるよな・・
そんなことを勝手に心配しつつ、周回走を終え、ほっと一休み
・・といきたいが、とにかくただっぴろい公園で、日陰が非常に少ない。
ま、目的は果たしたし、腹もへったし、緑ヶ丘で昼飯でもたべよう・・そう思い、すぐに防災公園を後にした。
ところがここで道を間違えた。
緑ヶ丘方面に行くつもりが、いつしか元来た道を戻っていたようで、押部谷に出てしまった。なんじゃと??
今更緑ヶ丘方面を目指すのも面倒だな。このまま西神中央まで行って、地下鉄に乗って輪行で帰るか。
そう考え、西神中央方面に向かったが、走っているうちに、なぜだか輪行がめんどくさく思えてきた。
気が付くと、西神を横目に、そのまま明石まで走ってしまい、ニコクに出て、いつものように、須磨海岸沿いを走って帰ってきた。
今、本稿を書いていて思うのだが、なぜ輪行がそこまで面倒に思えたのか。不思議だ。
わざわざ輪行袋一式を持っていったのに。
最後は暑さにやられて、判断がおかしくなっていたとしか思えんね。
(了)
【まったり自転車】西神戸への道6 三木総合防災公園へGO(全2回) <乗り日:2019年8月17日(土)> |
Part1 : 三木総合防災公園へGO |
Part2 : 今日はダラダラ記念日 ★このページ★ |