天気に恵まれない4連休のさなか、買い物のため、久々に三宮方面にでかけた。
空模様が心配なので、今日は自転車ではなく、歩きだ。
意外と人出が多い。
そして観光客も多いようだ。ガイドブックや観光サイト等で紹介されているような飲食店の前には、ちょっとした行列ができている。
ちょうどお昼時だし、私もランチとしよう。
そう考えた私は、カレー激戦区であるセンタープラザ地下に向かった。
地下街の広場やメイン通路のあたりは、やはり観光客と思しき人出でにぎわっている。
しかし、そこから一本逸れると、人通りは少なくなる。そんな地下の「裏通り」に、おいしいお店があったりする。
本日訪れた洋食店「グリル 金プラ」もそんなお店と言えよう。
神戸には昔ながらの洋食店や、軽食を出す喫茶店も多く、そういうお店は本格カレーをメニューにそろえていることも珍しくない。
専門店ではないが、地元で支持され、歴史を積み重ねてきたカレーは侮れない。
お店に入り、スツールに腰掛けて注文。すぐにカレーは出てきた。
▼ こちらがその一皿。ビジュアル的にも、なんだか懐かしい感じでしょ?
デフォルトトッピングされた福神漬けが、青いお皿に映える。
甘口のルーは、ぽってりした食感。
細切りされた玉ねぎ、とろり。
赤身のビーフがしっくりとおさまる、やさしい味だ。
エスニック&スパイシーのトンガリ系とは対極に位置する、丸みのあるカレー。
安心して身を任せることができる、昭和テイストの洋食カレー。
昔ながらの神戸の味なのだ。