先週の胃カメラに引き続き、大腸カメラの検査も受けることにした。
そのため、今日も晩飯を8時までに済ませなければならない。
ふたたび私は、カレーを求めて、夜の大阪をほっつき歩いた。
足を運んだのは、大阪駅前ビルの地下街。
このカオスな一帯なら、新型コロナ関係なく、夜でも普通に営業しているお店が多いのではないか、そう期待していた。
しかし、訪ねてみれば、先週の船場~北浜エリアと同じ。当初目当てとしたお店は、コロナ対策で夜の営業を休止していた。がっくり。
ま、そうは言っても、駅前ビルの地下街は、B級グルメのおもちゃ箱。ブラブラ歩いていれば、夜でも営業しているカレー店に行きあたった。
そちらがこちらのお店。ダイヤモンドカリー。
入口横のショーケースには、カレーのサンプルが多数並ぶ。
カツカレーをはじめとするトッピング系カレーが多い。さらにはスパゲティもメニューにあるね。大阪で勢力を誇る「インディアンカレー」に近いスタイルだな。
検査を控える身なので、ここはひとつ、消化のよさそうな、単なる「カレー」にしよう。
出てきた一皿がこちら。
具は・・ホントに、なんにも入っていないのね。
付け合わせはキャベツのピクルス。これもインディアンカレーと似ているな。
それにしても、煮詰めた感のある、グッと深い色のルーが印象的だ。
食べてみると、色味にたがわない、なかなかズシンと来るテイスト。
浅漬けのようなシャキシャキキャベツを合間に齧れば、具なしでも、さほど物足りなさは感じない。しっかりと後味の残るカレーだ。
あとでお店のことを公式サイトで調べてみると、『大阪梅田の「旧大阪富国生命ビル」の地下街で誕生し、「大阪地下街カレー」として親しまれてきた手作り欧風カレーのレシピをルーツ』としているらしい。
ふうむ。地下街に、ただならぬこだわりがあるようだ。