＜ 11月28日（土）つづき ＞
橋を渡り、神島にわたると、そこからは雰囲気が一転。ずいぶんと地味になる。
倉敷長浜笠岡線では、ところどころに観光客向けの施設があったが、この神島の外周路ではほどんど見かけない
海岸沿いは不愛想な堤防が続き、ビュースポットといえる場所もあまりない。
ごく地味な、地元住民のための主要生活道路という感じだ。
交通量は極めて少なく、人影すらあまり見かけない。走りやすいが、なぜか自転車も少ない。
おそらく、地味すぎて一般的なサイクリングコースからは外れるんだろうな。
でも、しずしずと走れるこの雰囲気、私は好きだな。
そして、道は内陸方向へとカーブしていき、丘越えの登りに差し掛かる。
坂を登っても、周囲は草木が生い茂り、海が良く見えない。
倉敷長浜笠岡線の風景にくらべて野趣あり。
さして登った気はしなかったが、坂のピークに至ると「この先急坂」の表示板があった。むむっ。
下りに差し掛かると、おやまあ、結構斜度のあるクネクネ坂があらわれた。
逆側から来れば、ちょっとしたヒルクライムスポットじゃないか。
登っているローディが一人いたので、目礼をかわし、そのままスルスルっと下り切る。
その先には、ひと気皆無の平坦路があったりと、神島近辺の道路、バラエティに富んで非常にフィットネスライド向きだ。こんな道路が自宅近くにあればいいのに・・そんなことを考えながら、湾岸エリアを後にした。
スプリントのまねごとに最適な、ひと気皆無の平坦路。
そこから神島を振り返り撮影。
その後は、どえらく殺風景な道路（国道2号の支線らしい）をひた走り、郊外の工業地帯にたどり着いた。
そして間もなく県境越え。
体も少々冷えてきたので、岡山県を後にしたところでコンビニにピットイン。スイーツとホットミルクティーで一息。
その後は工業地帯の幹線道を道なりに辿れば、ゴールのJR福山駅に近付いていく。
JEFスチールのバカでかい工場はじめ、周辺一帯が工業地域。大型車両多し。車道は、自転車走行にはまるで向いていない。
ま、いいや。最後は福山の町を眺めながら、ゆるゆる自歩道徐行。
そして15時頃に、JR福山駅到着～♪
慌ててサドルバッグから透湿レインジャケットを取りだして羽織った。
さて、今回の一泊二日自転車旅行では、新規導入したデカいサドルバッグのおかげで、バックパックを背負うことなく、ラクに走ることができた。
こいつぁナイスな装備を手に入れたな。
次はこのサドルバッグと共に、どこを走ろうか。
早くも次の自転車旅行が楽しみになってきた。
（玉野～倉敷 海岸線ライド 了）
▼ この日の走行ルート。とても自転車向きの
ルートであった。
| 【まったり自転車】 玉野～倉敷 海岸線ライド（全３回）～ 大正解だ！このルート ＜乗り日：2020年11月27日（金）～28日（土）＞ |
| Part1： 大正解だ！このルート |
| Part2： またもや、すばらしく自転車向き道路 |
| Part3： ひっそり地味に自転車向きの道路 ★このページ★ |
