膝を悪くして以降、あきらかに運動不足。
メタボが止まらない。これはヤバい。
無理のない範囲で、自転車に乗ろう。そう考えた私は、ロードバイクを持ち出し、国道2号を西へ。
ペダルをゆるゆる回し、腹回りをブヨブヨいわせながら、たどりついたのは西明石。
膝の具合をかんがみ、大事をとって、ここで折り返すことにした。
地面に足を突き、立ち止まると、久しぶりのハラ減り感。
お昼ご飯を食べてから、帰るか。
さて、西明石は何度もロードで通りすぎた街だが、街中をゆっくりと見て回るのは初めてかも。
新幹線駅を擁する交通の要衝だけあり、町の規模はわりと大きい。
このくらいの町になれば、カレーの専門店はあるはず。
そう期待しつつ、スマホで調べると・・ありました～！
幹線道から一本中に入ると住宅地。その一角に、目的のお店「'ai mama 」を発見。やれうれしや。
しかし、お店周りに、駐輪できるスペースがないね。
一旦お店を離れて、なんとか探し出した駐輪場にロードを止めて、歩いてお店に戻ってきた。
そうするうちに、ますますハラが減る。いそいそとお店のドアを開ける。
間口が小さいので、ごくミニマムなお店かと思いってたら、意外と奥に長く、広い。
抑えめの採光に、シックな色合いのシンプルな木製インテリア。
カウンター席に座りメニューを見ると、カレーはサイズが5段階に分かれている（ごはんの量 SS 150ｇ～LL 500ｇ）。
メタボだもん、真ん中のMサイズ（250g）にとどめるべきか・・と一瞬悩んだが、結局Lサイズ（350g）を注文してしまう悲しさよ。
その罪悪感から、あえてトッピングは無しで。
辛さは4段階から選べるが、無難に下から2番目の「中辛」を選択。
そして、出てきたカレーがこちら。
真っ白なお皿の片側に寄せて、こんもり盛られたごはん。その横にはルーの大海が広がる。
ルーは比較的サラッとしている。とはいえ、しっかり煮込まれた濃厚感あり。
そして、ピシッと小気味よくスパイシー！
コワ目に炊きあげられて、一粒一粒が立ったごはんが、とても合う。
トッピングや具がなくても、全く不足を感じない。
とはいえ、セルフサービスの福神漬けは多めに乗せたけどね。
こういうシンプルなカレー、ちょっと体重が気になっているときには、とてもありがたいね。
そして、デフォルトでミニサラダが付いているのがありがたい。
プレーンなカレーなのに、食後はしっかりと食べた感が残った。
こいつは、カロリー使わないと・・そんなことを考えつつ、ペダルに足をかけた私は西明石の町を後にした。
