急げ。急げ。
本年初ライドの帰り道。ロードバイクで、国道2号を西へとひた走る。
久しぶりの阪神方面だが、都市部続きゆえ信号待ちがやたらと多く、ストップ&ゴーの連続。思いのほか時間がかかってしまった。
Googleマップ情報によると、目指すカレー店の、昼の営業時間は15時までだ。
時刻はすでに14時を過ぎている。ここで本日のターゲットに据えたカレーを逃したくはない。
逆風吹きすさぶ中、交通ルール順守しつつ、すきっ腹かかえて、ひたすらペダルを踏む。
そのかいあって、目指すカレー店「深江カレー」に、14時半ごろ到着。よかった、間に合った~。
ここのところ、スマホニュースのローカル記事で、よくこのお店が出てくるので、気になっていたのだ。
お店の前にロードを停めて、入口付近に貼ってあるメニュー紹介のPOPを見る。
まず目を引いたのは、要望に応えて復活したという「牛すじカレー」。なんでも、土日祝のみの限定メニューらしい。今日は日曜なので食べれるぞ!と思いきや、入口ドアに「牛すじ完売しました。すみません。」の張り紙が・・・昼営業終了直前ではしかたないか。残念。
これを受けて方針転換。一番人気と表示のあるカツカレーにしよう。
お店に入り、カウンター席につく。カウンターのほかに、4人掛けテーブルがふたつほどあったかな。
ハラヘリ状態なので、カツカレー大盛で。辛さも選べるが、初見なので無難に中辛を選択。
すると、生卵がサービスでつく旨知らされる。卵黄と白身まるごとか、それとも卵黄だけかを選べるという。卵黄のみをチョイス。
注文を受けてから、カツを仕上げているのだろう、しばしの待ち時間。
そしてやってきたカツカレーがこちら。
ほほう、最初からカツにルーを「全かけ」するタイプのカツカレーだな。
というか、そもそも、ごはんもふくめて全かけだ。
ちなみにデフォルトの付け合わせはキャベツのピクルスのみ。福神漬けはテーブル上の小瓶からお好みで取る形。
まずはルーとごはんのみで一口。
すこしザラリとした舌触りの残る、粗びき感のあるルーは、おもいのほか辛口テイスト。ほほう、中辛でこのレベルか。
なかなかワイルド感のあるカレーだ。
早めの段階で、カレーの上から卵黄投入、まろやかさを加える。
すると、いい感じの辛さに。
パンチの効いたスパイスの合間に、うまみが広がる。
しっとりしたカツの風味もあいまって、するすると食べられる。
食べている間にも、コンスタントに客が訪れる。昼飯には遅い時刻、しかも閉店間際なのに。
どうやら地元では知られた人気店のようだ。
そんなことを考えているうちに、大盛はみるみる消費され、完食。スパイスのエネルギーが体にしみわたる。やっぱりライド中に食べるカレーは最高だ。
年始一発目に、おいしいカレーに出会えて満足。