2021年、もう終わり?
信じられない。
体感的は「もう2か月、少なくとも1か月くらいあってもいいんじゃないか?」という気がするのだが、こちらの希望などお構いなしに、あと数日で今年も終わる。
1年間とは短いものだ。
特に進歩なく、歳を重ね続けて●十年。
こんなことで良いのだろうか、という気もするが、今更どうにもならない。
できる範囲で、できることをやっていくしかないね。
そういうわけで、投資・トレーディングである。
これなら、歳をとってもできる。
それこそ、今やスマホ一つあれば、市場という名のリングに上がり、勝負を打つことができる。
昨年は「コロナショックからのリバウンド」というわかりやすいチャンスがあったが、今年の市場はそこまで極端な動きはなかった。
しかし、一年通して概ね強い地合いが続いたので、大負けすることもなく、地道に利益を積むことができた。よかよか。
さて、来年はどういった戦略で臨むか。
個人的に気になっているのが「半導体関連」。
半導体の製造ではなく、コロナ禍以降、長引く半導体不足でに苦しんでいる業界や企業。
米国、中国、欧州、いずれも今後、半導体製造に大規模投資を行うことを国家レベルで表明している。
それらより小規模ながら、日本も国策として、台湾の半導体メーカーTSMCの工場を熊本に誘致。
おそらく、半導体不足はいずれ急速に解消される時期が来るだろう。
思えば、コロナ禍でマスクが一時激レアアイテム化したが、いつの間にやら普通に手に入るようになっている。
また、一時石油が余りまくり「マイナス価格」がついたニュースもあったが、今やガソリン高が話題になっている。
それらと同じで、半導体もそう遠くないうちに、市場にあふれるのではなかろうか。
さすれば、半導体の価格は一気に下がるのではないか。場合によっては暴落も考えられる。
この点を考慮すれば、今から半導体製造関連の銘柄を買うのはリスクが高い。
むしろ、今、半導体が手に入らず、思うように製品が作れないハイテクメーカーが大復活するのではなかろうか。
もちろん、来年早々半導体不足が解消されることはないかもしれない。
しかし、今後解消される道筋さえ見えれば、低迷しているそれら企業の株価は早々に復活する・・と思う。
年末年始の休み期間は、半導体不足で業績振るわず、株価低迷している企業をチェックしていこう。