まったり巡行

自転車もカレーも投資も、まったり、ゆったり。

【まったり自転車】コロナ去りて、さくら咲く <乗り日:2023年4月1日(土)>

ロードバイクで、国道2号(ニコク)を西へ。

 

何度も走り慣れたコース。

 

しかしこの日は、走っていて、フト感じることがあった。

 

これまでと比べて、やや車が多い気がする。

 

単に交通量だけではなく、ロードサイド店舗に出入りする車も目立ち、道路周りの動きが活発に思えた。

 

 

 

さて、明石に達したところで北に折れ、西神方面へと向かう。

 

西神中央の町に入ってから、折り返し。県道16号を南下。そして再び明石に戻ってきた。

 

そして、明石公園(明石城)の前を通った時のこと。

 

駐車場から伸びる長い車列ができており、車道には交通整理のスタッフまで出ていた。

 

これを見て、あらためて感じた。今日は車が多いなあ、と。

 

交通整理に従い、その車列をクリアし交差点を左折。明石駅北側を通過したところ、駅から明石公園に向かって、人が間断なく、ぞろぞろと歩いている風景が見られた。

 

公園を囲む堀の周りには、ノボリが立ちならんでおり、どうやら市民向け無料イベントが大々的に行われているようだ。

 

ビジネス的な興業ならともかく、こういうオープンなイベントに向かう人の列、なんだか久しぶりに見た気がする。

 

 

 

思えば、コロナ禍発生以降、人が集まるイベント等は自粛モードであった。

 

初期の最もひどい時期は各種イベント全面停止状態。その後、じわじわ規制は解除されていったが、町行く人の多くはマスクをし、自粛気分は少なからず残っていた。

 

それが、今年3月13日以降、マスクは個人の自由とされ、明確なコロナ規制緩和方針が政府から示された。

 

おそらく、これが象徴的なターニングポイントであったのだろう。

 

コロナ禍を乗り越えたムードが漂い始めた気がする。

 

この日見かけたイベントも、「コロナ明け」のタイミングを見計らって計画されたものだろう。

 

「景気の気は、気分の気」と言われるが、世の中の気分が明るくなり、人の動きも活発に。

 

ニコクで車の量が多いと感じたのも、その人の動きの一環ではなかろうか・・

 

そんなことを考えつつ、ニコクに出て、往路とは逆に東に向かってペダルを踏む。

 

 

 

 

「須磨ストレート」を通り抜け、一の谷の須磨浦公園に差し掛かると、おやまあ、ここでも駐車場前に長い車列が。

 

人出が多くなっていることを、ふたたび確認できた気分。

 

須磨浦公園は特にイベントが行われているわけではないが、桜の名所ゆえ、花見客が多く来ているようだ。

 

せっかくなので、私も須磨浦公園に立ち寄り、しばし咲き誇る桜を眺める。

 

こうやって人出が増え、世の中が回り始め、景気が上向くといいな。

 

そして、個人的には、株価が上がってくれることを願おう。

 

 

日中は気温もあがり、公園を歩く人をながめても、マスクを外している人が割と多かった。じわじわと世の中が平常を取り戻しつつある印象。