まったり巡行

自転車もカレーも投資も、まったり、ゆったり。

【まったり自転車】ほぼオールシッティング六甲山登り 前編 ~ マイペース、マイペース <乗り日:2022年2月11日(金・祝)>

昨年の今頃はヒザを痛めており、自転車の立ちこぎがまったくできない状態であった。

 

ヒザは大昔からの古傷。完全に良くなることはない。

 

ただ、現在はそれなりに回復し、すこしならダンシング可能だ。

 

そこで、久しぶりに六甲山を登ってみることにした。

 

 

 

幸い、私のロードバイクは前3枚ギア。インナーギアは、それはそれは小さい。

 

この軽いギアをフルに使えば、ヒザに極力負担をかけず、シッティングでゆるゆる六甲山の山頂まで行けそうな気がする。

 

実際に試してみよう。

 

そう思い立った私は、3連休の初日、朝8時過ぎに自宅を出発。

 

山手幹線経由で、ほどなく北野の再度山(ふたたびさん)ドライブウェイ入口に到着。

 

神戸側から六甲山へと連なる再度山。そのスタート地点で、いきなり鬼面人を威す、しょっぱなの激坂がお出迎え。

 

あらかじめインナーローにギアを設定し、山にとりつく。

 

タイトルには「ほぼオールシッティング」と書いたが、ここでさっそくのダンシング発動。そうでないと、この坂は登れない・・

 

しかし、入口激坂をクリアしたあとは、ヒザへの負担を考え、すぐにシッティングに切り替える。

 

軽いペダルをくるくる回し、マイペースで登る。

 

再度山ルートは序盤がキツイ印象であったが、このギアならイケるイケる。

 

以前はインナーは使わなかったからなあ。その点、衰えを感じ少々寂しくはあるが、登れないよりはいい。

 

f:id:coregore:20220212202118j:plain

ほどなく現れる大ヘアピンカーブ。
かつて初遭遇した時にはこの角度感に面食らったが、実際は見た目ほどきつくない。

 

大ヘアピン、その後の登りも、ゆるゆるこなす。

 

途中、うしろから「こんにちわ~!」と声をかけてきた、明らかに私より年配と思しき初老のローディにシュカッと抜かれた。

 

みるみる遠ざかるその背中を眺めつつ、再び一抹のさみしさ。

 

まあいい。スピードはともかく、登れてはいるのだ。マイペース、マイペース。

 

再度山さえクリアすれば、そこから先、きびしい斜度はほぼない。あとは六甲山の山頂エリアまではひたすらダラ坂を登るだけ。

 

山中は信号がないので、ストップをかけられることもなく一定のペースで進めるのが良いよね。

 

そんなことを考えつつホテホテ登っていると、あれれ、突如信号が現れた。

 

道路工事で片側通行になっており、交通整理のための仮設信号が設けられたんだな。

 

f:id:coregore:20220212202245j:plain

仮設とはいえ、待ち時間も信号の下にデジタル数字でちゃんと示してくれる。
太陽光パネルも備えたスグレモノ。

 

思わぬところで遭遇した赤信号で足をつく。

 

結構長い待ち時間。水分補給しつつ、しばしの休憩。

 

山頂エリアはもうすぐだ。