まったり巡行

自転車もカレーも投資も、まったり、ゆったり。

【まったり自転車】メタボ者でもダイジョーブ!六甲山クライム逆瀬川コース part2(全2回) <乗り日:2020年11月22日(日)>

さて、この分岐路を過ぎてからがヒルクライム本番。

 

とりあえず、シッティングでボチボチ登り始める。

 

たしかに所々パンチの効いた箇所が現れる。

 

とはいえ、再度山ドライブウェイ側の序盤ほどではない。イケるイケる。

 

ゆるゆる、しかしノンストップで登り続ける。

 

足つき無しにこだわっているわけではない。ただ、路側帯は狭目で、止まると路肩をふさぐ形になってしまう。

 

もうちょっと広いところに出たら、足をついて、落ち着いて写真を撮ろうかな・・そう思いつつ進むが、広いところが、ない。

 

だんだんと喉が渇いてくる。ドリンクを手に取りたいが、スピードが遅く車体が安定しない。平坦なところに出たら飲もう・・そう思いつつ進むが、平坦が、ない。

 

あのカーブの向こうには、広くて平坦なところが・・と思いカーブをクリアするたびにがっかり。これを、ひたすら繰り返す。

 

キツイのは斜度ではなく、この「延々感」だ。どこまで続く、この坂は。

 

ほぼシッティングで登ってきたが、腰の後ろが疲労し、こわばって鈍い痛みが出る。ダンシングに切り替え、ウゥーッと背中を思いっきりそらせて、走りながらストレッチしてみたり。

 

しかし、途中でさすがにしんどくなってきた。

 

仕方がない、奥の手を出そう。

 

私のロードバイクは前3枚ギアだ。一番小さなギアは普段使わない。この際、封印を解こう。

 

ミドルからインナーにギアチェンジ。

 

あ~~、ラク

 

そして登り続けると、再び大きな分岐路に出くわした。

 

ここでようやく足をついて、進むべきルートをスマホチェック。

 

右の分岐路を進むのが正解のようだ。そして目指す一軒茶屋は、もう遠くはない。

 

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右への分岐路が正解ルート。車の切れ目を待って、道路を横切って進む。

 

 

ゴール近しがわかると、ゲンキンなもので急にペダルが軽くなる。

 

しばらく進むと、やおら道路は平坦に。

 

ここで後ろから来たガチロード勢にバシバシ抜かれた。一軒茶屋ゴールで本気登りしているローディたちの、ラストスパートゾーンなのだろう。

 

こちらは一軒茶屋前をゆるゆる無事通過。はあ~、登った~~。登りきった~~。

 

さて、帰るか。

 

このまま、六甲山の山頂エリアを走り抜けば神戸だもんね。すでに最高地点をクリアしているので、下り基調でラクラク

 

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以前も写真撮影した絶景スポット。六甲アイランドが、地図通りの形で見える。

 

途中、六甲山牧場にピットイン。

 

エネルギーを使い果たして腹へり状態。レストハウスで食べた、カレーと牛乳。沁みる~~。

 

しかし、神戸北野側に抜ける場合、そのまま一気に下って終わりではない。

 

六甲山を下り、引き続き現れる再度山(ふたたびさん)の「ふたたび登り」が待っている。

 

一度気が抜けた後の10%坂、これ結構しんどい。ひいこら登りきり、ホッ。

 

そして再度山ドライブウェイ名物の急坂を慎重に下り切ると、もう神戸の市街だ。帰りついた~。

 

その後、自宅に到着したのがお昼過ぎ。午前中だけで、相当いい運動になった。ふう。

 

さて。なんか食って、寝るか。

 

メタボ維持継続。

 

 

(付記)


逆瀬川コース、下りで初めて見た時は「こんな延々続く急坂登れるのか」と思った。

 

でも、実際に登ってみると、メタボな私でも(走行クオリティはともかく)とりあえずは登れた。

 

やっぱり、実際にやってみんとわからんもんやね~。

 

関西の一部自転車乗りの間では「六甲山に登れれば、どこにでも行ける」と言われているらしい。

 

今日、行ける世界が広がった。

 

【まったり自転車】メタボ者でもダイジョーブ!六甲山クライム逆瀬川コース(全2回)<乗り日:2020年11月22日(日)>
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