まったり巡行

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【まったり自転車】ほぼオールシッティング六甲山登り 後編 ~ 山頂で謎の渋滞に遭遇 <乗り日:2022年2月11日(金・祝)>

ヒザに負担をかけないように、ゆるゆるマイペース。

 

ダラ坂を登り、西側からの山頂エリア入口といえる六甲山牧場を通過。

 

軽いギアだと、なかなか進まない。

 

六甲山牧場からビジターセンターまで、こんなに遠かったっけ。

 

この調子だと、今回の六甲山越え、かなり時間を要する。

 

午前中に余裕をもって山を下れるようであれば、武庫川を越えて、年明けの伊丹往復ライド時に見つけたお店(←お昼時に訪れたものの、混んでいたのでパスした)でカレーのランチでも・・と考えていた。しかし、その時と変わらぬ時間の到着になりそうだ。今機も早々にあきらめる。


さて、ビジターセンターに到着し、トイレ小休止。そして一口ようかんモグモグ。

 

再出発後、暫く進んだところで、渋滞に遭遇。

 

なぜ、こんな山の上で?

 

さては、ここでも道路工事中で、片道走行の交通整理が行われているのかな。最初はそう考え車列に混じり待っていたが、全然進まない。

 

どうも様子がおかしいと悟り、車道から歩道に移り、徐行で進む。

 

すると、歩道も結構な人が歩いている。なんだなんだ? 

 

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最後の上り坂付近で長い車列。なぜこんなところで渋滞が?

 

新型コロナまん延防止法実施期間の今、大がかりなイベントが行われているとも思えんが・・

 

訝りつつ、歩行者に気を付けつつ、坂道歩道をごくゆっくり進む。

 

すると渋滞の原因が見えてきた。

 

六甲山の山頂付近には、人工ゲレンデを備えた「六甲山スノーパーク」という施設がある。

 

時あたかも冬季オリンピック。しかもスノーボードハーフパイプ)で平野歩夢選手が予選一位通過の快進撃を見せた直後(その後金メダル獲得)。

 

スキー、スノボ熱が瞬間最大風速的に高まり、この集客につながったのだろうな。ナットク。

 

 

スノーパークを過ぎれば、先ほどまでの激混みがうそのように、道路はスカスカで走りやすくなった。

 

路肩は雪が残り、さらに時折雪がぱらつく。慎重に走ろう。

 

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山頂付近では、ところどころ雪が見られた。

 

一件茶屋を過ぎると、ほどなく本格的に下りがはじまる。

 

技術のないゆる乗り者、しかもキャリパーブレーキ(おまけに、効きが悪いと言われるTiagraグレードのブレーキシュー)なので、ここからの延々下り坂は、ちょっと怖い。

 

気持ちよさそうにスルスル下っていく人もいるが、モノマネは禁物。下りの落車は、即大惨事につながる。

 

ブレーキをしっかりかけつつ、ムリなく下る。だんだんと手が痛くなるので、握力のペース配分も重要だ。

 

山麓の分岐点では、逆瀬川方面ではなく、復路の距離が短くてすむ夙川方向に抜けるルートを選択。

 

以前もこの道は通ったことがあるが、市街地に入っても延々下る。

 

路側帯がほとんどない区間や、路肩にいきなり溝が大口を開けている箇所もあるので、道路事情が良いとは言えない。

 

しかも、結構ダンプ道だ。ことさら慎重に下る。ブレーキレバーを握り続け、二の腕はパンパンだ。

 

ようやく平地にたどり着いた時には、ホッとした。

 

そのまま南下して夙川市街へ。

 

さて、どこかでカレーでもたべて、帰るか。