アカン。
スポドリがうまい。
みるみる減っていくボトルが、夏の兆しを感じさせる。
つい先日、ウェアを冬用から春秋用に変えたと思ったら、きょうから夏用だ。
日焼け止めクリームも顔に塗ってきた。
最近の春は本当に短い。すぐに初夏がやってくる。
さて、夏にロードバイクに乗ると、ドリンクをぐびぐび消費する。
当然汗をかく。
そうなると、ライド中に昼飯を取る場合、立ち寄るお店を選ぶ必要が出てくる。
自転車の場合、汗は走行風で蒸発していくので、モロ汗だくになるわけではない。とはいえ、狭いお店や、人だかりのお店は避けたほうが良いだろう。
(高級店やオシャレ系のお店も避けたほうがいい・・が、これらは常日頃から縁がない。)
カジュアルに、気軽に立ち寄れるお店がいい。
また、暑い中走ってきたので、冷たい食べ物が欲しくなる。
それら条件を考え合わせた結果、初夏~初秋の間のライドでは、セルフのうどん店をよく利用する。
「ぶっかけうどん(冷)」などは、この時期のライド中に食べると、本当においしい。
ただ、セルフうどん店といっても全国展開しているチェーン店は、昼飯時はえらく混んでおり、店外まで行列が伸びていることも多い。
それらの大資本系チェーン店は、知名度があり、幹線道沿いの良い場所を占め、駐車場も広い。さらには価格も安いので、一日中賑わっていることすらある。
そうなると、やっぱりちょっと入りづらい。
そこで目を付けたのが、独立系や、マイナーチェーンのセルフうどん店。
特に独立系はこだわり・オリジナリティを有するお店が多く、クオリティにおいて全国チェーンを凌駕することしばしば。
12~13時さえ外せば、それほど混みあっていないことが多いのもうれしいポイント。
さて、この日、立ち寄ったのは、伊川谷にあるお店「うどん工房 淡屋」
セルフうどんというと「讃岐」「香川県」色を打ち出すお店が多いが、こちらのお店はちょっと珍しく「淡路島系」だ。
淡路島名産の食材といえば、なんといっても玉ねぎ。
そう、こちらのお店はうどん店でありながら、玉ねぎ推しである。
この日食べたのは、玉ねぎスライスのサラダ、玉ねぎたっぷりのかき揚げ、そしてぶっかけうどんの冷(ひや)。
まん丸いかき揚げの中には、玉ねぎの大きな一片がゴロッと入っていたりして、こいつがうまい!
油ものを食べたら、お次はあっさりの極致、玉ねぎスライス。シャクシャクシャク・・と気持ちいい歯ごたえ。
そして、主役のうどんはコシがしっかり。「北海道と九州産の小麦粉をブレンド」した自家製麺とのこと。やはりうどん品質は、全国チェーン系とは一線を画する。
いやあ、満足、満腹。
おいしい冷うどんは、夏ライドのごほうび。