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【神戸カレー】森友製麺所 <食べ日:2023年3月3日(日)> 【森友】

西神戸のあたりを車で移動中、昼飯を食べるために「森友製麺所」に立ち寄った。

 

こだわり自家製麺の文字と、丸いうどんロゴが目を引かずにはおかない。

 

このお店のことは、以前もブログで取り上げたことがある。

 

▼ その記事がこちら。ちょうど一年ほど前の記述になる。

matapato.hateblo.jp

 

このお店のランチメニューの特徴は、なんといってもボリューム。

 

ランチのセットメニューなんて、うどんと丼で890円均一だぜっ!!

 

見よ!このバリエーション。丼物とうどんが組み合わせ自由!

 

ハラヘリ野郎にはもってこいのお店だ。

 

ロードバイクに乗ってきたならば、迷わずランチセットだ。しかし、残念ながら今日は車だ。カロリーはほとんど消費していない。ボリュームメニューは自重、自重。

 

では、何を食べようかな・・と思案しつつメニューをめくっていると、まず、カレーうどんが目に留まった。

 

このお店は何度か利用しているが、そういえば、カレーうどんは食べてなかったな。

 

注文タブレットカレーうどんをタップしようとしたその時、すぐ横に「濃厚カレーうどん」というメニューが目に留まった。

 

なに、濃厚!?

 

その文字を見た瞬間、意識する間もなく、我が指は一つ横にスライドして「濃厚カレーうどん」をタップしていた。

 

そのままタブレットで注文を完了。

 

 


それにしても最近、タブレット注文のお店が増えた。

 

さらに、このお店は、カウンター席はしっかりとした区切り板が設けられている(一人仕切り、二人仕切りがある。そのほか座敷席も複数ある)。

 

店内は和風ファミレスを意識したような、スッキリとした清潔感がある。

 

コロナ禍以降の世相の変化を意識した店造りが、厳しい時期を乗り越えた秘訣だろうな・・・そんなことをぼんやり考えているうちに、濃厚カレーうどん、到着。

 

カレーつゆの照り具合、これはうまそうだわい。謎のプラボトルのつき。




むむっ、カレーうどんに、ごま油を思わせるプラボトルが付いてきたぞ。なんだこれは。

 

尋ねたところ、辛味油とのこと。

 

ほほう、これは味変が効くな。うれしいサービスだ。

 

さて、うどんの表面を眺めたところ、カレーつゆの間に間に、とろけた細切りチーズが浮いている。

 

このチーズが「濃厚」を担っているということなのかな。

 

さて、まずは辛味油追加なして食べ進める。スパイシーさを感じさせつつも、甘さがグイッと前に出た、濃い味だ。

 

こだわり自家製を謳う麺は、平たくきしめん寄り。つるつる、ふわふわ、やわらかい。

 

讃岐系のセルフうどん店は、麺のコシの強さをウリとしていることが多いが、方向性真逆。関西的なやわうどん。

 

やさしい歯ざわり。讃岐系とは異なる、ふくよかなおいしさ。

 

そして、肉うどん用と思しきビロビロ牛肉がそのままポンと投入されているが、こいつがカレーつゆとたっぷり絡んで、非常にウマイ。

 

幾分食べ進んだところで、いよいよ辛味油投入。

 

あまり辛いのは苦手なので、どんぶり表面の半分目安に、ひと回しかける。

 

こうすることにより、半分は甘口、半分は辛口。

 

それが次第に混ざりあい、中辛におちついていく。

 

とろけるチーズも巻き込んで、つらつら変わりゆく味わいがうれしい。

 

最後、つゆまで完食。

 

濃厚、選んで正解であった。

 

 

後で調べたところ「森友製麺所」は「白川製麺所」(←白川峠近辺の山間にある。ロードバイク名谷方面を走る際に見かけて気になっていたが未訪問)の姉妹店だという。いずれも関西基盤の「信輝」という会社が運営元。なるほど、うどんが関西風なわけだ。